新生日本情報局

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韓国の極悪外交で自爆のGSOMIA破棄!!日本も米国等との関係で教訓とせよ!!

2019-11-19 00:00:00 | 防衛
「歴史は繰り返す」と言われます。
これは複雑化した現代社会で正確に言い直せば、「歴史は全く同じ状況は再現しないが、同じ様な状況は何時でも起きうる」と言うべきでしょうか。

我が日本にとって身近な例を挙げれば、いわゆる特定アジア3国、「特亜3国」である西朝鮮たる中国、上朝鮮たる北朝鮮、そして北朝鮮以下でこの3ヶ国で最下位の地位に堕ちた下朝鮮・ヘル朝鮮たる南朝鮮の韓国が、「歴史を忘れない」といいつつ、「歴史の教訓を全く考えない」姿勢により、同様の状況で「歴史は繰り返す」事をやらかしています。

正に、学習能力が無い!!

その典型的な事例が、今話題の韓国の最高指導者の文在寅大統領が犯した重大な外交失策、日韓のGSOMIAの一方的な破棄通告です!!

11月17日21時12分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「GSOMIA、23日失効不可避 防衛相会談平行線」の題で「日韓関係」の特集項目にて、次のように伝えました。

『【バンコク=田中一世】河野太郎防衛相は17日午前(日本時間同日午後)、タイのバンコクで、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相と会談した。韓国が破棄を日本に通告した軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について「賢明な対応を求めたい」と再考を求めたが、鄭氏は日本が対韓輸出管理を厳格化したため協定終了を決めるしかなかったと従来の立場を繰り返すにとどまり、平行線に終わった。協定失効が23日に迫る中、失効は避けられない情勢となった。

 日韓両国の防衛相の公式会談は昨年10月以来1年1カ月ぶり。両氏は北朝鮮対応をめぐる日韓、日米韓の防衛当局間の意思疎通を継続させる方針は確認した。
 会談は40分間。冒頭、鄭氏は「関係が行き詰まっていることは非常に残念だ。防衛協力の発展のためにともに努力したい」と述べた。河野氏は北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射に言及し「日韓米の連携は極めて重要だ」と語った。

 その後、エスパー米国防長官を加えた日米韓3カ国の防衛相会談も1時間余り行い、河野氏は改めて「賢明な対応」を要求した。エスパー氏も「同盟国間で情報共有することが重要だ」と述べたが、鄭氏の姿勢は変わらなかった。
 3氏は会談後発表した共同声明で「情報共有、ハイレベルの政策協議、共同訓練を含む3カ国の安全保障協力を推進することにコミット(約束)した」と記したが、GSOMIAに直接的には触れなかった。

 日韓両国は平成28年11月、北朝鮮対応を強化する狙いで、軍事情報を交換する際の情報保護を取り決めるGSOMIAを締結したが、韓国政府は今年8月、破棄する方針を決めた。

 ただ、破棄は文在寅(ムン・ジェイン)大統領の方針で「鄭氏に決定権はない」(米政府関係者)ため、会談が韓国政府の方針転換につながる公算は小さい。日本政府関係者は「日本が何か譲歩する余地はなく、文氏が(継続を)決断するしかないが、その様子はない。失効は避けられない」と語る。
 韓国側が破棄通告を撤回しなければGSOMIAは23日午前0時に失効する。』

外交を含めた政策決定権は文在寅大統領にあるため、GSOMIAは23日午前0時に失効することは避けられないでしょう。

何故、「自称・外交の天才」文在寅大統領は中国や北朝鮮のみならず、日米両国との関係をここまで悪化させたのか、いや、悪化する事が出来たのでしょうか??

それは、自分勝手な考えや思い込み、つまり「自己中」「自己中心的な考え」だけに染まって他人や他国の意見すら耳にしたくない姿勢や思考、そして「独善的な信念」という考えが悪しき結果を招くのです!!
極左反日反米の輩のほとんど全ては中国や南北朝鮮の政府同様にそうですがねえ~(皮肉の棒読み)。

同日19時13分に同メディアが「GSOMIA破棄カードで米の圧力招いた文氏」の題で同特集項目にて、次のように韓国政府や文在寅大統領を批判しました。

『ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が日本との対立の「仲裁役」に米国を引き込もうと切った日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄決定というカードは、かえって「協定を維持せよ」との米側の強い圧力を招いた。トランプ米政権は、韓国に在韓米軍駐留費の大幅負担増も迫っており、安全保障協力での互いの不信感が高まる中、米韓同盟の亀裂だけが広がりつつある。

 「国防分野の話より、外交的に解決すべきものが多いだけに、外交的に解決できるよう努力してほしい」。韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相は17日、タイ・バンコクでの河野太郎防衛相との会談でこう要請した。国防相としてできることの限界を自ら認めたことに等しい。

 もっとも文大統領が15日のエスパー米国防長官との会談で安保上、信頼できないとして輸出管理を厳格化した「日本と軍事情報の共有は難しい」と明言していただけに、国防相会談での平行線は目に見えていた。

 文政権にとって想定外だったのは、米側が「仲裁役」を拒みながらも外交・安保を担う高官が破棄決定を見直せと一斉に攻勢に出たことだ。韓国紙、朝鮮日報は16日付社説で「破棄カードに日本はびくともせず、韓米の信頼だけにひびが入る信じがたい事態となっている」と論じた。

特に韓国内で持ち上がっているのが、米側が協定破棄と在韓米軍駐留費問題を結び付け、交渉が不利に進むのではないかという懸念だ。トランプ政権は韓国に現状の約5倍に当たる47億ドル(約5100億円)の負担を求めているとされる。15日のソウルでの安保協議でも「公平な分担」を求めた韓国側に対し、エスパー氏は「韓国は裕福な国で、もっと負担しなければならない」と主張し、両者の隔たりの大きさが露呈した。

 韓国大統領府報道官は「韓日関係に何の変化もなく、協定終了を覆せば、決定が慎重でなかったという話になる」と説明。文政権支持層が破棄決定を支持する中、日本が輸出管理措置で行動を示さなければ、韓国からは動けないという自縄自縛に陥っている。』

正に、その通りのご指摘でしょう!!
韓国の文在寅大統領にとって、現在の袋小路に陥った外交は自縄自縛以上に自爆、自殺行為そのものです!!

一方、ここまで韓国を追い詰める米国のトランプ大統領の本音はどうなのでしょうか??

トランプ政権の退役軍人による暴露本が今、国際政治の世界で話題になっています。

11月5日にJBpressが「トランプ大統領が韓国を大嫌いな理由 マティス国防長官のスピーチライター衝撃の暴露本」の題で『『Holding the Line: Inside Trump's Pentagon with Secretary Mattis』(後ろには退かない:マティス国防長官と共にしたトランプ政権のペンタゴンの内幕)』の著者を次のように紹介しています。

『(前略)
厚木米軍基地で勤務した*1ことのあるガイ・M・スノドグラス退役海軍中佐(43)。海軍では最新鋭戦闘機のパイロット、いわゆるトップガン。
 スノドグラス氏は、テキサス州出身。米海軍士官学校を優等卒業したのち名門MIT(マサチューセッツ工科大学)大学院で核戦略を学んだ。
 まさに文武両道を極めた米海軍屈指の逸材だった。

*1=厚木米軍基地には2回常駐し、1回は打撃戦闘機飛行中隊教官として、2回目は米軍と航空自衛隊飛行中隊との戦術レベル合同訓練計画「ベンキョウカイ・イニシアティブ」司令官を務めている。

(中略)

著者は今年1月まで国防長官の任にあったジェームズ・マティス退役海兵隊大将のスピーチライターだった。
 マティス長官が行くところ常に同行、むろん大統領との会談はもとより各国の首脳や国防相らとの会談にも同席してきた。
 マティス長官と同じ目線でトランプ政権の国防・外交を観察してきた。

 ものを知らぬトランプ大統領を「教育」せねば、国益は守れないという強い信念を抱いてた、という点ではマティス元国防長官もジェームズ・ティラーソン元国務長官も同じだった。
(以下略)』

この中で記事では、トランプ大統領が1980年代の日米貿易摩擦の際の「日本は日米安保にただ乗りをしている」という不平等感をもっており、それを欧州や韓国等にも「米国の防衛ただ乗り論」の持論を持っている事や、韓国に対する遺恨もあるような『韓国は米国につけ込む一番の悪たれ者』と言い張っている事、などを暴露しています。

我が国日本も、米国などから「つけいる隙」を与えない外交や防衛を積極的に推進しなけれれば、あの文在寅大統領の悪辣で無為無策の極悪外交の二の舞、三の舞になりかねません!!


韓国の極悪外交で自爆のGSOMIA破棄!!
日本も米国等との関係で教訓とせよ!!



11月17日、第6回拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)出席等のため訪問先のタイのバンコックにて日韓防衛相会談。
中央左が河野太郎防衛大臣、その右側が鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相
出典:河野太郎氏自身のツイッター



トランプ大統領の内幕を暴露した暴露本の表紙
出典:Amazon.com


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