今年も5月の第二週に入り、貴方も貴女もGW後の忙しさで、休み疲れとは別の疲れでお休みかとお察し申し上げます。
そのような平和な我が日本でも、周辺ではロシア、南北朝鮮、中国がミサイル発射や挑発行動をするなど、緊張が激化しているのは紛れもない事実です。
更に、ロシアのウクライナ侵攻がうまくいかないロシアは日米欧州などの「ウクライナ支援」に対して核の脅しをかけ、行き詰まった北朝鮮は核実験の動き等を加速化、中国等も何をしてかすか分かりません!!
そこで、まだ早いかも知れませんが、今回より、ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性やあるべき姿についてシリーズでお伝えします。
もう、来月の6月に参議院選挙の公示、7月は投票が行われるのです!!
政治を正しい方向に動かすのは、一人一人の有権者、そして私達も、あなたの責任でもあるのです!!
今回は1回目として、士気と補給整備についてお伝えします。
既にご承知でしょうが、ロシアのウクライナ侵攻は、ロシアが「特別軍事作戦」という名の下に2月24日、奇襲攻撃で開始されました。
そして、この侵攻はBWTという、「大隊戦闘群」の戦術単位120個程度を使用してローラー作戦のつもりで開始されましたが、結論を申し上げるならば、作戦そのものが破綻しています。
例えば、在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏は、自身のツイッターで次のように伝えました。
5月3日、ウクライナ報道のrt:
『「臆病者め!」ロシア軍将校が自軍の兵を銃撃。軍の士気は崩壊寸前
・最近傍受されたロシア軍将校と妻の会話から判明
・60人の新兵を臆病者で警戒心が強いと非難
「奴らは戦おうとしない。オレが撃っても無駄だった」
・同僚の将校もパニック状態。幻滅が将校にも広がっている』
5月7日:
『ハルキウ州、ウクライナ軍反撃の様子。
紫線→3月初めの前線。
赤線→5月初めの前線。
最も酷い時に実家の隣の通りまで露軍が来ていた。でもどんどん国境に押し返されている。
国境まで30キロしかないのに、2014年でも今でも上手く耐えていて、故郷の強さに感動しかない…
』
筆者注:画像の下側で灰色の地域は、ナザレンコ・アンドリー氏生まれ育ったハリコフ市(ウクライナ読みではハリキウ市)市街地
これだけでも、如何に軍では士気が重要であるかがお分かりでしょう。
ロシア軍では、相次ぐ逃亡兵、時には集団脱走等の事実も度々、報道されています。
上官を戦車で轢き殺した、地域住民に食糧を恵んでもらった、戦況や情報を聞いた、また酷い時には部隊で一人だけ取り残されてウクライナ軍に降伏した、などが次々と明るみに出ています。
上級将校が兵士を銃で撃ってまで戦えと言うとは、士気が完全に崩壊しています。
第一、そんな行為など最早、近代国家、近代軍隊、いや、文明のある国家や社会のする事ではないのです!!
そして、ロシア軍の士気を堕としたのは、嘘の情報と補給整備の情けない低いレベルです。
軍用トラックのタイヤがフランスのタイヤの劣化コピーである中国製の安いタイヤにしたせいで悪路や泥濘地でスタックした、軍用食糧(いわゆる「レーション」)が7年前に期限切れになっているものが供給された、食糧だけではなく、武器、燃料やエンジン等の部品の横流しすらも横行しているなど、本当にアラビアン・ナイトに出てくる盗賊集団レベルの事実が次々に明らかになっています。
補給が無茶苦茶だから、整備がなっていないからと言って略奪や強姦などをして良いはずがないのですが、ロシア軍はウクライナでも昔からの悪しき行為を日露戦争や第一次、第二次世界大戦同様、同じ重大戦争犯罪を繰り返し、繰り返し行い続けています!!
例えば、5月7日00時05分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「ロシア軍、穀物70万トン略奪か 国連機関」の題で「ウクライナ侵攻」の特集・連載項目にて、次のように指摘しています。
『国連食糧農業機関(FAO)当局者は6日の記者会見で、ロシア軍が侵攻したウクライナから約70万トンの穀物を略奪した可能性を指摘した。「トラックで穀物をロシアに運び入れている事例を確認している」と述べ、トラクターなどの「農業機械も盗んでいる」とした。
またロシア軍による海上封鎖で黒海沿岸の港湾施設が使用できないことにより、船舶を利用した穀物輸出ができない状態になっていると指摘。世界的な穀物の供給悪化と価格高騰に拍車がかかることに懸念を示した。
ウクライナではこれまでに、今年の夏の収穫に向けた作付けの約50%が完了。今年の収穫は例年の約7割になる予測で、戦況が悪化すれば見通しは不透明になるとFAO当局者は指摘した。(共同)』
ロシアは、旧ソ連の独裁者スターリン時代の飢餓の経験、ウクライナで数百万が餓死した大惨劇「ホロドモール」すら、忘れたのでしょうか??
一方、ロシアに対して反撃するウクライナは欧米や日本等からの多数の兵器を含む物心両面の支援、そしてIT技術者等を多く育成している環境と士気の高さが大きく戦況にも有利な状況になっています。
やはり、貴方も貴女おも守る為にも、我が国は自主外交や自主防衛力を高めるのみならず、農林水産業や航空宇宙産業などの各種最先端の産業力や技術力、生産力や整備能力を保持し高め続ける、そして自衛隊の軍隊化の明文化や国民の防衛体制や防衛訓練等の強化が必要ではないでしょうか。
あなたも覚醒!!
ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性1 士気と補給整備
5月7日、在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏rt画像
『防弾チョッキの次にエヴァンゲリオンも提供か』
我が日本のウクライナに対する貢献が、また一つ増えましたね!!
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そのような平和な我が日本でも、周辺ではロシア、南北朝鮮、中国がミサイル発射や挑発行動をするなど、緊張が激化しているのは紛れもない事実です。
更に、ロシアのウクライナ侵攻がうまくいかないロシアは日米欧州などの「ウクライナ支援」に対して核の脅しをかけ、行き詰まった北朝鮮は核実験の動き等を加速化、中国等も何をしてかすか分かりません!!
そこで、まだ早いかも知れませんが、今回より、ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性やあるべき姿についてシリーズでお伝えします。
もう、来月の6月に参議院選挙の公示、7月は投票が行われるのです!!
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今回は1回目として、士気と補給整備についてお伝えします。
既にご承知でしょうが、ロシアのウクライナ侵攻は、ロシアが「特別軍事作戦」という名の下に2月24日、奇襲攻撃で開始されました。
そして、この侵攻はBWTという、「大隊戦闘群」の戦術単位120個程度を使用してローラー作戦のつもりで開始されましたが、結論を申し上げるならば、作戦そのものが破綻しています。
例えば、在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏は、自身のツイッターで次のように伝えました。
5月3日、ウクライナ報道のrt:
『「臆病者め!」ロシア軍将校が自軍の兵を銃撃。軍の士気は崩壊寸前
・最近傍受されたロシア軍将校と妻の会話から判明
・60人の新兵を臆病者で警戒心が強いと非難
「奴らは戦おうとしない。オレが撃っても無駄だった」
・同僚の将校もパニック状態。幻滅が将校にも広がっている』
5月7日:
『ハルキウ州、ウクライナ軍反撃の様子。
紫線→3月初めの前線。
赤線→5月初めの前線。
最も酷い時に実家の隣の通りまで露軍が来ていた。でもどんどん国境に押し返されている。
国境まで30キロしかないのに、2014年でも今でも上手く耐えていて、故郷の強さに感動しかない…
』
筆者注:画像の下側で灰色の地域は、ナザレンコ・アンドリー氏生まれ育ったハリコフ市(ウクライナ読みではハリキウ市)市街地
これだけでも、如何に軍では士気が重要であるかがお分かりでしょう。
ロシア軍では、相次ぐ逃亡兵、時には集団脱走等の事実も度々、報道されています。
上官を戦車で轢き殺した、地域住民に食糧を恵んでもらった、戦況や情報を聞いた、また酷い時には部隊で一人だけ取り残されてウクライナ軍に降伏した、などが次々と明るみに出ています。
上級将校が兵士を銃で撃ってまで戦えと言うとは、士気が完全に崩壊しています。
第一、そんな行為など最早、近代国家、近代軍隊、いや、文明のある国家や社会のする事ではないのです!!
そして、ロシア軍の士気を堕としたのは、嘘の情報と補給整備の情けない低いレベルです。
軍用トラックのタイヤがフランスのタイヤの劣化コピーである中国製の安いタイヤにしたせいで悪路や泥濘地でスタックした、軍用食糧(いわゆる「レーション」)が7年前に期限切れになっているものが供給された、食糧だけではなく、武器、燃料やエンジン等の部品の横流しすらも横行しているなど、本当にアラビアン・ナイトに出てくる盗賊集団レベルの事実が次々に明らかになっています。
補給が無茶苦茶だから、整備がなっていないからと言って略奪や強姦などをして良いはずがないのですが、ロシア軍はウクライナでも昔からの悪しき行為を日露戦争や第一次、第二次世界大戦同様、同じ重大戦争犯罪を繰り返し、繰り返し行い続けています!!
例えば、5月7日00時05分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「ロシア軍、穀物70万トン略奪か 国連機関」の題で「ウクライナ侵攻」の特集・連載項目にて、次のように指摘しています。
『国連食糧農業機関(FAO)当局者は6日の記者会見で、ロシア軍が侵攻したウクライナから約70万トンの穀物を略奪した可能性を指摘した。「トラックで穀物をロシアに運び入れている事例を確認している」と述べ、トラクターなどの「農業機械も盗んでいる」とした。
またロシア軍による海上封鎖で黒海沿岸の港湾施設が使用できないことにより、船舶を利用した穀物輸出ができない状態になっていると指摘。世界的な穀物の供給悪化と価格高騰に拍車がかかることに懸念を示した。
ウクライナではこれまでに、今年の夏の収穫に向けた作付けの約50%が完了。今年の収穫は例年の約7割になる予測で、戦況が悪化すれば見通しは不透明になるとFAO当局者は指摘した。(共同)』
ロシアは、旧ソ連の独裁者スターリン時代の飢餓の経験、ウクライナで数百万が餓死した大惨劇「ホロドモール」すら、忘れたのでしょうか??
一方、ロシアに対して反撃するウクライナは欧米や日本等からの多数の兵器を含む物心両面の支援、そしてIT技術者等を多く育成している環境と士気の高さが大きく戦況にも有利な状況になっています。
やはり、貴方も貴女おも守る為にも、我が国は自主外交や自主防衛力を高めるのみならず、農林水産業や航空宇宙産業などの各種最先端の産業力や技術力、生産力や整備能力を保持し高め続ける、そして自衛隊の軍隊化の明文化や国民の防衛体制や防衛訓練等の強化が必要ではないでしょうか。
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