新生日本情報局

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あなたも覚醒!!ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性3 整備・生産・製造力

2022-05-15 00:00:00 | 防衛
久し振りに聞いたことわざ、「返し矢恐るべし」。

あなたは、聞いた事がありますか?

「倍返し」の言葉方がより、メジャーな現代ですが、この言葉に、ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性の一つ、我が国が世界に誇れる特徴、いや特長があるのです!!

5月12日19時02分に乗りものニュースがmsnにて、「やっぱり使ってた! ウクライナ軍「元ロシア戦車」大量投入か 改修お手のものなワケ 白石 光(戦史研究家) 」の題で次のように解説しています。

『開戦前のウクライナ軍が持っていなかった戦車たち
 2022年2月にロシアがウクライナへの侵攻を開始(筆者はこれをロシア第1次攻勢と仮称します)して以降、大国ロシアに対して小国ウクライナは果敢に防衛戦を展開し、各地で善戦しています。その結果、想定外ともいえる大損害を被ったロシア軍は、戦力の立て直しと戦略変更のためいったん退きました。

 このロシア第1次攻勢に際して、ロシア軍には損傷により行動不能になったものだけでなく、燃料切れや単なる故障、加えて戦意を喪失した乗員が乗り捨てていったものまで、放棄された戦闘車両がかなりの数あったと伝えられています。それらをウクライナ軍は鹵獲(ろかく)し、自軍の装備に組み込んだと言われていましたが、今回、ウクライナ国防省の公開画像でそれらの姿を確認することができました。

ウクライナ国防省が公開したのは、おそらく訓練中の戦車部隊を映したもののようですが、侵攻前からウクライナ軍が運用していたT-64BV戦車のほかに、同軍の固有装備ではないT-72B3戦車やT-80BVM戦車などの姿もあったのです。

 これらはロシア軍が大量に運用している戦車であることから、ウクライナは再使用に際して、識別のため車体前面などにウクライナ国旗の構成カラーである青と黄色のペイントを施しています。

世界有数の戦車開発国だったウクライナ
 ウクライナには旧ソ連時代から軍需工場がいくつも存在しており、現在もO.O.モロゾウ記念ハルキウ機械製造設計局やV.O.マルィシェウ記念工場といった、戦車の設計や生産における傑出した名門施設が活動を続けています。しかも、ロシア軍の主力戦車であるT-72B3などのT-72系やT-80系の戦車は、ウクライナもほぼ完全にメカニズムを掌握しているため、整備のみならず損傷の修理も当然ながら可能です。

現在、再編成を終えたロシア軍はウクライナ東部ドンバス方面で戦っていますが、これを迎え撃つウクライナ軍は、すでに鹵獲し再整備した「元」ロシア軍戦車を、自軍の戦車部隊に組み込んで実戦に投入しているという説があります。

 また、5月末から6月頃と噂されているウクライナによる大規模な反攻作戦に、チェコやポーランドから送られてきた供与戦車とともに鹵獲戦車も大々的に投入されるというハナシもあり、鹵獲戦車にかんしては、未確認の情報が乱れ飛んでいるようです。

 余談ですが、日本には相手が射た矢を射返すと必ず当たるという、古事記にちなんだ諺(ことわざ)として「返し矢恐るべし」という言葉があります。ウクライナ軍が修復や再整備を施した鹵獲戦車群は、やがてロシア軍にとっての「返し矢」的存在となるのでしょうか。』

成る程、そうですか。
ロシアにとって、正に「返し矢恐るべし」になりつつあるウクライナ。
悪因悪果の因果応報そのものですがねえ。

それはともかく、ウクライナが持つ高い整備能力や生産製造力の高さが、ロシアのウクライナ侵攻への有効な対応力の一翼になっている事は間違い無いでしょう。


一方、ウクライナ以上の整備や生産製造力を持つ我が日本の能力を、同日19時24分にj-CASTニュースがmsnにて、「日本を支えた旧政府専用機、「第二の人生」へ 米企業が取得→大分県拠点でロケット母機に?」の題で次のように伝えました。

『2019年まで政府専用機として活躍したボーイング747-400型機が、人工衛星を打ち上げるための飛行機に姿を変えて、再び日本の空にお目見えする可能性が出てきた。小型人工衛星の打ち上げを手がける米ヴァージン・オービットが22年5月10日(現地時間)、米軍需大手のL3ハリス・テクノロジーから747-400型機2機を取得したと発表。その機体を紹介するツイートに、おなじみの塗装が残された旧政府専用機とみられる飛行機が写っていたためだ。

ヴァージン社と大分県は20年、「水平型宇宙港」として大分空港の活用を目指す合意を締結。かつての政府専用機が、大分空港を拠点に衛星の打ち上げを担う可能性もある。

747型機の下に搭載した衛星入りロケットを高度約10キロで切り離す
ヴァージン社の打ち上げは「水平式」と呼ばれる方式で、改修した747-400型機の下に小型衛星を載せたロケット「ランチャーワン」を搭載し、高度約10キロで切り離して打ち上げる。 ヴァージン社はすでに、英ヴァージン・アトランティック航空で運航していた747-400型機「コズミック・ガール」を改修して打ち上げ機として就航させている。同社の発表によると、これまでに商用ベースの打ち上げを3回行い、26個の衛星を軌道に乗せることに成功している。

今回のヴァージン社が発表した2機の追加取得は、「米国国家安全保障および同盟国の衛星打ち上げ需要の増大に対応する」ことが目標。その概要を

「L3ハリスは、新たに取得した機体のうち1機を、ヴァージン・オービット社の小型衛星打ち上げサービス用の追加空中発射台として使用するために改修し、2023年の引き渡しを予定している」 と説明している。ヴァージン社は5月11日(日本時間)、

(以下引用)

「L3ハリス社と提携し、ボーイング747-400型機を2機確保した。これにより、国家安全保障や衛星打ち上げの需要に対応し続けることができる。お客様が選ぶどんな場所からも、ご希望のスケジュールで打ち上げ可能だ」

(以上引用)

という文章とともに、発表文へのリンクをツイート。ツイートには3枚写真がついており、そのうち1枚に旧政府専用機とみられる機体が映っている。

「飛行機の墓場」で撮られた写真と特徴が一致
旧政府専用機は2機が1993年に導入された。日本航空(JAL)が整備を担ってきたが、JALでは2011年に747型機が退役。老朽化に加えて整備が難しくなったため、日本政府は19年に777-300ER型機に買い換えていた。防衛省は旧専用機を競争入札でリサイクル会社「エコネコル」(静岡県富士宮市)に約13億円で売却。同社は改めて海外に販売する方針を示していた。

世界中の飛行機の写真や登録情報が投稿されるウェブサイト「プレーンスポッターズ」によると、旧専用機は米国に売却され、「飛行機の墓場」のひとつとして知られるアリゾナ州のピナル・エアパークで20年2月に撮影したとされる写真が投稿されている。2機が並んで映っており、両機とも垂直尾翼の日の丸や、機体前方に描かれた「JAPAN 日本国」の文字は白く塗りつぶされている。そのうち1号機(N7474C)は、エンジンが取り外され、機体の前方には白いシートのようなものが貼り付けられている。この2点は、ヴァージン社のツイートで投稿された機体の写真と一致している。

かつて米航空宇宙局(NASA)は、ボーイング747型機の胴体の上にスペースシャトルを載せて輸送していた。2機あった輸送機のうち1機は、元々はJALの国内線で運航されていた機体だ。日本の整備水準の高さが、再就職先への道を開いている面もある。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)』


これも凄い記事ですね。
政府専用機だった機体が「日本の整備水準の高さが、再就職先への道を開いている面もある」のですか。
それも大分空港での「水平型宇宙港」に向けての機体として!!
我が日本、そして運用していた航空自衛隊にとっても最高の名誉ですね!!

つまり、高い整備・生産・製造力こそが、我が国を守る基礎体力になる、という事です!!



あなたも覚醒!!ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性3 整備・生産・製造力




日本の戦後第二世代国産戦車である、74式戦車の演習の様子
出典:陸上自衛隊第36普通科連隊 ツイッター流布画像


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