イスラエル情勢悪化で空自輸送機や統合部隊派遣は重大決断

１０月７日、第四次中東戦から闘勃発から５０年の節目の年にガザ地区を支配するハマスが一方的に、かつ警告無しでイスラエルに対して奇襲攻撃をかけ、かつ冷酷非情にも外交人観光客等を含む民間人ら多数を虐殺し、一部を誘拐するなど、極悪非道な行為を行い続けています。

既に多くの報道がなされているので、貴方も貴女も激動のウクライナ情勢同様にご承知かと存じます。

そのような中、我が日本の政府がイスラエル情勢悪化で空自輸送機や統合部隊派遣は重大決断なのです！！


１０月１４日１０時３９分に産経新聞　ＴＨＥ　ＳＡＮＫＥＩ　ＮＥＷＳが「空自機がジブチへ出発　邦人退避、不測事態に対応」の題で次のように伝えました。

『イスラエルからの在留邦人の退避活動に当たる場合に備え、航空自衛隊機のＫＣ７６７空中給油輸送機１機が１４日午前、愛知県の小牧基地から周辺国のジブチへ向け出発した。日本政府が手配したイスラエル中部テルアビブからアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のドバイへ向かうチャーター機による退避が困難になるなど、不測の事態を念頭に置く。ジブチに置かれた自衛隊拠点に待機し、退避活動への投入に備える。

防衛省によると、今回の活動は、自衛隊法８４条の４で定められた「在外邦人等の輸送」に基づく。上川陽子外相から木原稔防衛相に対して１３日に、輸送の準備行為をするよう要請があり、同日、防衛相が自衛隊機の国外待機を命令した。

自衛隊は命令に基づき、空自の輸送機部隊を統括する航空支援集団司令官を指揮官とし、陸上自衛隊も入った統合任務部隊を編成した。木原防衛相は１３日、派遣するのはＣ２輸送機などと明らかにしていた。』


統合部隊の編成とその派遣は、「危険性が極めて高い」と日本政府が認識しているからなのです。
これは邦人救出には武力行使も辞さないという、国際法に則った正当な行動です！！

防衛大臣の経験もある自民党の小野寺五典氏は、自身のＸ（旧ツイッター）にて次のように指摘しました。

１０月１３日：
『#イスラエル の首相は #ハマス を壊滅させると公約し地上戦を準備。過去の衝突で、イスラエルは報復として自国の被害の約10倍をハマス側に与えています。今回のイスラエルの被害からみると、反撃は激烈なものと予測されます。国際社会からの停戦に向けた強い圧力が必要です。』

１０月１４日：
『#防衛省 は #イスラエル・パレスチナ情勢 を受け邦人等輸送の準備を予定。本日午前10時頃、KC767空中給油・輸送機を1機、及びC-2輸送機2機をジブチに向け出発させるとのこと。事態の急変に備えた活動。スーダン事案でもジブチは重要拠点。ジブチ議連会長としても支援します。』

『イスラム組織ハマスとイスラエル軍の衝突を受けて開催された #国連安保理 緊急会合にて、#ロシア は即時停戦と全ての人質解放、人道支援物資搬入を認めることを求める決議案を各国に示したとのこと。このニュースに思わず目を疑いました。ブラックジョークにもなりません。』

正に、正に、小野寺五典氏の言われる通りです！！
特に、ウクライナ侵略を続けているロシアが、『即時停戦と全ての人質解放、人道支援物資搬入を認めることを求める決議案を各国に示した』などという発言をした事自体、「おまえこそ実行しろ」という事ですよ！！

ロシアやその子分共の嘘捏造隠蔽が、またまた露呈していますねえ。
ロシアの子分にイランや、イランからの支援を受けているハマスやヒズボラも入っていますが（怒り心頭）！！


イスラエル情勢悪化で空自輸送機や統合部隊派遣は重大決断



１０月１２日、自民党安全保障調査会にて挨拶する小野寺五典元防衛大臣（中央）
出典：ご本人のＸ（旧ツイッター）

『今朝、自民党 #安全保障調査会 を開催し、#補正予算 にむけた議論を行いました。新任の木原防衛大臣（中央左）ほか、新副大臣、政務官の挨拶を受けました。また、退任された浜田前防衛大臣（中央右端）を皆で労いました。
世界の安全保障環境は戦後最大の危機にあり課題山積ですが、ワンチームで日本を守って参ります。』


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