1月20日午前に産経新聞が地下鉄サリン事件などに関与した高橋克也被告の裁判に上祐元幹部が証言した件に関して、次のように伝えました。
『地下鉄サリン事件など4事件に関わったとして殺人罪などに問われた元オウム真理教信者、高橋克也被告(56)の裁判員裁判の第2回公判が19日、東京地裁(中里智美裁判長)で開かれた。元幹部で教団から分派した「ひかりの輪」代表の上祐史浩氏(52)が出廷。麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(59)の当時の影響力について「麻原と同じように考え、行動する『クローン』化が求められた。理不尽なことでも従わないと『弟子に問題がある』とされた」と振り返った。
裁判員が事件の背景について理解を深めるため、一連のオウム裁判で初めて証人出廷した上祐氏に、教団の教義などに関する説明を求めた。「『国家権力が教団をつぶそうとしている』という麻原の教えが浸透していて、やらなければやられると思っていた」と証言。一方で「非合法活動はごく一部の幹部しか知らなかった」と述べた。
上祐氏は平成19年に教団を脱退し、ひかりの輪を設立。閉廷後に取材に応じ、高橋被告から事件遺族への謝罪の言葉がない点について「麻原を信仰していると推察するのが合理的でないか」と話した。
また、松本サリン事件などで無期懲役が確定した元教団幹部の中村昇受刑者(48)も出廷。麻原死刑囚が殺人を肯定する教えを説いたとし、「教祖の指示で非合法な活動をすれば、早く解脱できると思った」と証言した。』
筆者も、1995年の地下鉄サリン事件では、交通手段や移動経路の選択肢が違っていたら巻き込まれていた可能性があったので、他人事ではないのですが、改めてかつてのオウム真理教が反国家的なカルト集団であったことが浮き彫りになりました。
上祐氏は、2014年8月11日に産経新聞が伝えたところでは、「悟りという仏教の境地に至ったことはあるか」の質問に対して、以下のように答えています。
「悟りって何なのか、分からない。悟りを死ぬまで求めるべきだという考え方です。ただ、仏教的な考えをすると、心が安定する。私は刑務所にいたとき『自己愛を和らげれば心が静まる』と体得しましたが、そうしないと生きていられなかったんでしょうね。私は最大の失敗者の一人だと自覚しています。自分よりはるかに大きな罪、十字架、批判、失敗、挫折を負った上祐が、どうして生きていられるのかと思って(私を)求めてくる人が、社会にはいる。そういう人たちを、私は面倒を見るつもりがあります。」
これでは、彼は宗教家ではなく、只の「無明な集団のトップ」に過ぎません。
しかし、筆者が強く訴えたい、世間の皆様に考えて頂きたいのは、宗教そのものが悪いことではなく、正しい宗教と間違った宗教がある、ということです。
一言で言えば、正しい宗教は人を幸せにする、間違った宗教は人を不幸にするのです。
正しい宗教は、この世とあの世とを結ぶ架け橋、未来を照らす光と礎です。
宗教の大切さを理解しよう!!
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緊急シミュレーション イスラム国から邦人人質の救出作戦 日本の理想とする防衛が見えてくる 2
1月20日に発生したイスラム国による邦人人質の事案について、21日の菅官房長官の記者会見で以下のように発表がありました。
『(前略)安倍総理は、20日のパレスチナのアッバース大統領と会談したほか、ヨルダンのアブドッラー国王、トルコのエルドアン大統領及びエジプトのエルシーシ大統領と電話会談を行い、協力を求めました。また、岸田外務大臣が米仏独の外相と電話会談を行いました。加えて、在外公館等を含む様々ルート、様々なレベルで、各国の協力を求めているところであります。さらに、ヨルダンのアンマンに現地対策本部を設置をし、中山外務副大臣を派遣をし、現地で情報収集に当たらせているほか、警察庁からも国際テロリズム緊急展開班要員が外務省と連携をして情報収集等に当たっております。(中略)』
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裁判員が事件の背景について理解を深めるため、一連のオウム裁判で初めて証人出廷した上祐氏に、教団の教義などに関する説明を求めた。「『国家権力が教団をつぶそうとしている』という麻原の教えが浸透していて、やらなければやられると思っていた」と証言。一方で「非合法活動はごく一部の幹部しか知らなかった」と述べた。
上祐氏は平成19年に教団を脱退し、ひかりの輪を設立。閉廷後に取材に応じ、高橋被告から事件遺族への謝罪の言葉がない点について「麻原を信仰していると推察するのが合理的でないか」と話した。
また、松本サリン事件などで無期懲役が確定した元教団幹部の中村昇受刑者(48)も出廷。麻原死刑囚が殺人を肯定する教えを説いたとし、「教祖の指示で非合法な活動をすれば、早く解脱できると思った」と証言した。』
筆者も、1995年の地下鉄サリン事件では、交通手段や移動経路の選択肢が違っていたら巻き込まれていた可能性があったので、他人事ではないのですが、改めてかつてのオウム真理教が反国家的なカルト集団であったことが浮き彫りになりました。
上祐氏は、2014年8月11日に産経新聞が伝えたところでは、「悟りという仏教の境地に至ったことはあるか」の質問に対して、以下のように答えています。
「悟りって何なのか、分からない。悟りを死ぬまで求めるべきだという考え方です。ただ、仏教的な考えをすると、心が安定する。私は刑務所にいたとき『自己愛を和らげれば心が静まる』と体得しましたが、そうしないと生きていられなかったんでしょうね。私は最大の失敗者の一人だと自覚しています。自分よりはるかに大きな罪、十字架、批判、失敗、挫折を負った上祐が、どうして生きていられるのかと思って(私を)求めてくる人が、社会にはいる。そういう人たちを、私は面倒を見るつもりがあります。」
これでは、彼は宗教家ではなく、只の「無明な集団のトップ」に過ぎません。
しかし、筆者が強く訴えたい、世間の皆様に考えて頂きたいのは、宗教そのものが悪いことではなく、正しい宗教と間違った宗教がある、ということです。
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