既に多くの報道が為されていますが、5月4日午前に北朝鮮が短距離弾道ミサイルや各種の長距離ロケット砲を北朝鮮東部沿岸より発射しました。
これらの兵器に対する分析が進んでいる一方、その意図に関しては多くの意見や分析があるようです。
5月5日20時43分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「発射は戦術弾道ミサイルか 北朝鮮、国連決議違反の疑いも」の題で「北朝鮮が短距離ミサイル発射」の特集項目にて、次のように伝えました。
『【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮国営メディアは5日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が4日に日本海で行われた火力打撃訓練を指導したと報じ、垂直に打ち上がるミサイルの写真を公開した。韓国国防省は「新型戦術誘導兵器」と分析。専門家の間では、ロシアが開発した短距離弾道ミサイル「イスカンデル」に似たミサイルとの見方も出ている。弾道ミサイルなら国連安全保障理事会の決議に違反する。
韓国軍は北朝鮮が4日朝に東部の虎島(ホド)半島付近から飛翔(ひしょう)体数発を日本海方向に発射し、約70~240キロ飛行したと分析。国連決議違反だと即座に批判されない程度に射程を抑え、国際社会の反応を試した可能性がある。対米非核化交渉が滞る中、軍事力を誇示してトランプ米政権を揺さぶると同時に、国内の引き締めを図る狙いもありそうだ。
朝鮮中央通信によると、訓練は東部の前線部隊で「予告なく不意に」組まれたもので、大口径長距離放射砲(多連装ロケット砲)や戦術誘導兵器の運用能力を点検。金氏が発射命令を下したという。金氏は即戦態勢を高く評価し、「強い力によってのみ真の平和と安全が保障される」と強調。同通信は「いかなる勢力でもわれわれの自主権や尊厳を害そうとするなら、容赦なく即時反撃するという朝鮮人民軍の断固たる意志を誇示した」と伝えた。
今回発射されたのは、金氏が4月17日に実験を視察したと報じられた「新型戦術誘導兵器」と同一の兵器だとみられている。』
本ブログでも再三指摘申し上げていますが、北朝鮮は多数の長距離砲や長距離ロケット砲(多連装ロケット)、そして短距離から長距離までの各種弾道ミサイルを保有しております。
そして記事にある演習は日米韓等に向けられたものであることは明白です。
しかも、北朝鮮のこれらの兵器に対して迎撃能力が無い国家は、「韓国」だけです!!
韓国は、朴槿恵前大統領時代から日米が進めるミサイル防衛(MD)体制への参加を拒否し、独自のミサイル防衛体制を構築するなどと嘘を付きながら、現在もそれらの構築が出来ておらず、その見通しすら立っていません。
まあ、これもウリナラファンタジー、偽技術大国の韓国ですら、当然の結果なのですがねえ(強烈な皮肉)。
ですから、北朝鮮として今回の演習は日米両国に対しては「単なるメッセージ」以上の意味を持たないのです。
そして、その隠された意図とは??
同日19時56分に同メディアが「拉致被害者家族「米政府と一枚岩だと確認」 トランプ大統領との面会に期待」の題で次のように伝えました。
『北朝鮮による日本人拉致被害者の即時一括帰国に向けて協力を求めようと、米ワシントンを訪れていた被害者家族会ら訪米団が5日、成田空港に帰国した。横田めぐみさん(54)=拉致当時(13)=の弟、拓也さん(50)は「私たちの考え方が米政府と一枚岩であることを確認できた」と意義を述べた。
拓也さんは訪米期間中に北朝鮮が、弾道ミサイルの疑いがある飛翔(ひしょう)体を発射したことにも触れ、「自分たちで自らの立場を苦しめている」と指摘。25日に国賓として来日予定のトランプ米大統領との面会については「実現すれば拉致問題解決に向けた有力なシグナルになる」と期待を示した。
家族会のメンバーらは10日に米ニューヨークの国連本部で行われるシンポジウムに参加するため、再び出国する予定。拉致問題を担当する菅義偉官房長官も同時期に訪米、同席する。』
更に、恐らくリーク情報なのでしょうが、同日21時13分に共同通信がmsnにて「正恩氏、日本人拉致と対話言及 「いずれ安倍首相と会う」」の題で次のように伝えました。
『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が2月末にベトナムで開かれた米朝首脳再会談で、拉致問題に言及していたことが分かった。「日朝間の懸案として日本人拉致問題があるのは分かっている。いずれ安倍晋三首相とも会う」とトランプ米大統領に語っていた。トランプ氏はこのやりとりを首相に伝えている。複数の日本政府関係者が5日、明らかにした。
米朝再会談時の金氏の拉致問題に直接触れた発言が確認されたのは初めて。ただ金氏が問題解決に意欲を持っているかどうかは明らかになっていない。首相は金氏の真意を探ると同時に、日朝首脳会談の無条件開催に向けた調整を進める方針だ。』
北朝鮮が短距離弾道ミサイルを演習で発射した意図の裏には焦りと日朝会談への道が見えて来る!!
今後の動向に注目!!
中韓や反日野党等への批判記事が多いWiLL6月号表紙
出典:同編集部ツイッター画像
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これらの兵器に対する分析が進んでいる一方、その意図に関しては多くの意見や分析があるようです。
5月5日20時43分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「発射は戦術弾道ミサイルか 北朝鮮、国連決議違反の疑いも」の題で「北朝鮮が短距離ミサイル発射」の特集項目にて、次のように伝えました。
『【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮国営メディアは5日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が4日に日本海で行われた火力打撃訓練を指導したと報じ、垂直に打ち上がるミサイルの写真を公開した。韓国国防省は「新型戦術誘導兵器」と分析。専門家の間では、ロシアが開発した短距離弾道ミサイル「イスカンデル」に似たミサイルとの見方も出ている。弾道ミサイルなら国連安全保障理事会の決議に違反する。
韓国軍は北朝鮮が4日朝に東部の虎島(ホド)半島付近から飛翔(ひしょう)体数発を日本海方向に発射し、約70~240キロ飛行したと分析。国連決議違反だと即座に批判されない程度に射程を抑え、国際社会の反応を試した可能性がある。対米非核化交渉が滞る中、軍事力を誇示してトランプ米政権を揺さぶると同時に、国内の引き締めを図る狙いもありそうだ。
朝鮮中央通信によると、訓練は東部の前線部隊で「予告なく不意に」組まれたもので、大口径長距離放射砲(多連装ロケット砲)や戦術誘導兵器の運用能力を点検。金氏が発射命令を下したという。金氏は即戦態勢を高く評価し、「強い力によってのみ真の平和と安全が保障される」と強調。同通信は「いかなる勢力でもわれわれの自主権や尊厳を害そうとするなら、容赦なく即時反撃するという朝鮮人民軍の断固たる意志を誇示した」と伝えた。
今回発射されたのは、金氏が4月17日に実験を視察したと報じられた「新型戦術誘導兵器」と同一の兵器だとみられている。』
本ブログでも再三指摘申し上げていますが、北朝鮮は多数の長距離砲や長距離ロケット砲(多連装ロケット)、そして短距離から長距離までの各種弾道ミサイルを保有しております。
そして記事にある演習は日米韓等に向けられたものであることは明白です。
しかも、北朝鮮のこれらの兵器に対して迎撃能力が無い国家は、「韓国」だけです!!
韓国は、朴槿恵前大統領時代から日米が進めるミサイル防衛(MD)体制への参加を拒否し、独自のミサイル防衛体制を構築するなどと嘘を付きながら、現在もそれらの構築が出来ておらず、その見通しすら立っていません。
まあ、これもウリナラファンタジー、偽技術大国の韓国ですら、当然の結果なのですがねえ(強烈な皮肉)。
ですから、北朝鮮として今回の演習は日米両国に対しては「単なるメッセージ」以上の意味を持たないのです。
そして、その隠された意図とは??
同日19時56分に同メディアが「拉致被害者家族「米政府と一枚岩だと確認」 トランプ大統領との面会に期待」の題で次のように伝えました。
『北朝鮮による日本人拉致被害者の即時一括帰国に向けて協力を求めようと、米ワシントンを訪れていた被害者家族会ら訪米団が5日、成田空港に帰国した。横田めぐみさん(54)=拉致当時(13)=の弟、拓也さん(50)は「私たちの考え方が米政府と一枚岩であることを確認できた」と意義を述べた。
拓也さんは訪米期間中に北朝鮮が、弾道ミサイルの疑いがある飛翔(ひしょう)体を発射したことにも触れ、「自分たちで自らの立場を苦しめている」と指摘。25日に国賓として来日予定のトランプ米大統領との面会については「実現すれば拉致問題解決に向けた有力なシグナルになる」と期待を示した。
家族会のメンバーらは10日に米ニューヨークの国連本部で行われるシンポジウムに参加するため、再び出国する予定。拉致問題を担当する菅義偉官房長官も同時期に訪米、同席する。』
更に、恐らくリーク情報なのでしょうが、同日21時13分に共同通信がmsnにて「正恩氏、日本人拉致と対話言及 「いずれ安倍首相と会う」」の題で次のように伝えました。
『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が2月末にベトナムで開かれた米朝首脳再会談で、拉致問題に言及していたことが分かった。「日朝間の懸案として日本人拉致問題があるのは分かっている。いずれ安倍晋三首相とも会う」とトランプ米大統領に語っていた。トランプ氏はこのやりとりを首相に伝えている。複数の日本政府関係者が5日、明らかにした。
米朝再会談時の金氏の拉致問題に直接触れた発言が確認されたのは初めて。ただ金氏が問題解決に意欲を持っているかどうかは明らかになっていない。首相は金氏の真意を探ると同時に、日朝首脳会談の無条件開催に向けた調整を進める方針だ。』
北朝鮮が短距離弾道ミサイルを演習で発射した意図の裏には焦りと日朝会談への道が見えて来る!!
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出典:同編集部ツイッター画像
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