今年２０２４年元旦、１月１日に発生した能登半島地震。
翌日夕方に発生した、海上保安庁所有のプロペラ機にＪＡＬ旅客機が衝突し、双方が炎上した羽田空港衝突炎上事件と併せて、日本と世界に正月早々、大きな衝撃を与えました。
そして、特に能登半島地震は政治の世界でも地殻変動を与えようとしているのでしょうか。
そのような事実が出てきました。
１月６日０９時１８日に産経新聞 ＴＨＥ ＳＡＮＫＥＩ ＮＥＷＳが「金正恩氏が岸田首相に異例の見舞い電報 能登半島地震「復旧祈る」」の題で「能登半島地震」の特集・連載項目にて、次のように衝撃的な内容を伝えました。
『（前略）
【ソウル＝桜井紀雄】北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党総書記は５日、甚大な被害の出た能登半島地震を受け、岸田文雄首相に見舞いの電報を送った。朝鮮中央通信が６日、「被害地域の人々が一日も早く地震被害から復旧し、安定した生活を取り戻せるよう祈る」とする全文を報じた。
金氏はシリアやキューバなど、社会主義国や友好国が大規模な災害や事故に見舞われた際に電報を送ってきたが、外交関係がなく、米国と同盟を結ぶ日本の首相に見舞い電を送るのは異例だ。
ラヂオプレス（ＲＰ）によると、１９９５年の阪神淡路大震災では、北朝鮮が当時の姜成山（カン・ソンサン）首相名で村山富市首相に見舞い電を送ったものの、２０１１年の東日本大震災などでは両国の赤十字間での電報のやり取りにとどまってきた。
金氏の今回の電報には、国際社会に向け、北朝鮮が人道主義にのっとった「正常国家」だと強調する意図がうかがえる。ただ、北朝鮮は米韓と安全保障協力を深める日本に反発しており、日朝間の今後の対話につながるかは不透明だ。
電報は、岸田首相を「閣下」と呼称した上で「日本が不幸にも新年の初めから地震による多くの人命被害と物質的な損失を被ったという知らせに接した」とし、「遺族と被害者に深い同情と慰問の意を表す」とした。
金氏は５日、大規模な爆弾テロが起きたイランのライシ大統領にも見舞いの電報を送った。
（以下略）』
一方、日本政府側も興味ある対応をしています。
同日１３時５８分に同メディアが同特集・連載にて、「林官房長官「金委員長含め各国から見舞いメッセージ」感謝の意を表明」の題で次のように伝えました。
『林芳正官房長官は６日の記者会見で、能登半島地震をめぐり、北朝鮮が金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党総書記から岸田文雄首相あての見舞いメッセージを公表したことについて「各国・地域からお見舞いのメッセージを受け取っており、日本政府として感謝している。金委員長からのメッセージについても感謝の意を表したい」と述べた。メッセージは朝鮮中央通信が全文を報じた。
（中略）
林氏は、この他に北朝鮮の最高指導者から見舞いメッセージが送られた近年の例はないと説明。返答するかとの質問には「政府は目下、被害にあわれた方への対応に全力で取り組んでいる。各国首脳からのメッセージの逐一に返信は現時点では行っていない。日朝間のやりとりは、今回のメッセージに対する対応を含めて、事柄の性質上、答えを控えたい」と語った。
（以下略）』
そうですよねえ。
日朝間のやり取りは、『今回のメッセージに対する対応を含めて、事柄の性質上、答えを控えたい』で宜しいでしょうね。
今、北朝鮮は２０１０年の延坪（ヨンビョン）等砲撃事件の当時以上に追い詰められています。
ロシアによるウクライナ侵略で、ロシアへ弾薬やミサイル等を供給し、その低品質ぶりがウクライナによって暴露されたり、ロシアから供給された小麦が賞味期限のものを供給されたことが暴露されたり、中国からの援助が滞ったりと、北朝鮮＝ミサイルと核の開発国、武器を不正に輸出する国家、ロシアや中国の子分という、国際的にも最下位に近い位置に転落しています。
そして北朝鮮国内は低迷どころか南朝鮮たる韓国と共に、「ヘル朝鮮」と言える悲惨なレベルです。
厳しい政治や経済制裁を受け続けている事もありますから。
ですから、金正恩総書記は、文在寅前大統領でこじれた韓国には全く期待せず、日本との関係改善を望み、水面下で動いているのでしょうね。
能登半島地震は北朝鮮からの見舞い電報で政治も地殻変動！？
これからも注目しましょう！！
１月５日、官邸にて能登半島地震に関する記者会見をする岸田文雄首相
出典：首相官邸ＨＰ
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そして、特に能登半島地震は政治の世界でも地殻変動を与えようとしているのでしょうか。
そのような事実が出てきました。
１月６日０９時１８日に産経新聞 ＴＨＥ ＳＡＮＫＥＩ ＮＥＷＳが「金正恩氏が岸田首相に異例の見舞い電報 能登半島地震「復旧祈る」」の題で「能登半島地震」の特集・連載項目にて、次のように衝撃的な内容を伝えました。
『（前略）
【ソウル＝桜井紀雄】北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党総書記は５日、甚大な被害の出た能登半島地震を受け、岸田文雄首相に見舞いの電報を送った。朝鮮中央通信が６日、「被害地域の人々が一日も早く地震被害から復旧し、安定した生活を取り戻せるよう祈る」とする全文を報じた。
金氏はシリアやキューバなど、社会主義国や友好国が大規模な災害や事故に見舞われた際に電報を送ってきたが、外交関係がなく、米国と同盟を結ぶ日本の首相に見舞い電を送るのは異例だ。
ラヂオプレス（ＲＰ）によると、１９９５年の阪神淡路大震災では、北朝鮮が当時の姜成山（カン・ソンサン）首相名で村山富市首相に見舞い電を送ったものの、２０１１年の東日本大震災などでは両国の赤十字間での電報のやり取りにとどまってきた。
金氏の今回の電報には、国際社会に向け、北朝鮮が人道主義にのっとった「正常国家」だと強調する意図がうかがえる。ただ、北朝鮮は米韓と安全保障協力を深める日本に反発しており、日朝間の今後の対話につながるかは不透明だ。
電報は、岸田首相を「閣下」と呼称した上で「日本が不幸にも新年の初めから地震による多くの人命被害と物質的な損失を被ったという知らせに接した」とし、「遺族と被害者に深い同情と慰問の意を表す」とした。
金氏は５日、大規模な爆弾テロが起きたイランのライシ大統領にも見舞いの電報を送った。
（以下略）』
一方、日本政府側も興味ある対応をしています。
同日１３時５８分に同メディアが同特集・連載にて、「林官房長官「金委員長含め各国から見舞いメッセージ」感謝の意を表明」の題で次のように伝えました。
『林芳正官房長官は６日の記者会見で、能登半島地震をめぐり、北朝鮮が金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党総書記から岸田文雄首相あての見舞いメッセージを公表したことについて「各国・地域からお見舞いのメッセージを受け取っており、日本政府として感謝している。金委員長からのメッセージについても感謝の意を表したい」と述べた。メッセージは朝鮮中央通信が全文を報じた。
（中略）
林氏は、この他に北朝鮮の最高指導者から見舞いメッセージが送られた近年の例はないと説明。返答するかとの質問には「政府は目下、被害にあわれた方への対応に全力で取り組んでいる。各国首脳からのメッセージの逐一に返信は現時点では行っていない。日朝間のやりとりは、今回のメッセージに対する対応を含めて、事柄の性質上、答えを控えたい」と語った。
（以下略）』
そうですよねえ。
日朝間のやり取りは、『今回のメッセージに対する対応を含めて、事柄の性質上、答えを控えたい』で宜しいでしょうね。
今、北朝鮮は２０１０年の延坪（ヨンビョン）等砲撃事件の当時以上に追い詰められています。
ロシアによるウクライナ侵略で、ロシアへ弾薬やミサイル等を供給し、その低品質ぶりがウクライナによって暴露されたり、ロシアから供給された小麦が賞味期限のものを供給されたことが暴露されたり、中国からの援助が滞ったりと、北朝鮮＝ミサイルと核の開発国、武器を不正に輸出する国家、ロシアや中国の子分という、国際的にも最下位に近い位置に転落しています。
そして北朝鮮国内は低迷どころか南朝鮮たる韓国と共に、「ヘル朝鮮」と言える悲惨なレベルです。
厳しい政治や経済制裁を受け続けている事もありますから。
ですから、金正恩総書記は、文在寅前大統領でこじれた韓国には全く期待せず、日本との関係改善を望み、水面下で動いているのでしょうね。
能登半島地震は北朝鮮からの見舞い電報で政治も地殻変動！？
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１月５日、官邸にて能登半島地震に関する記者会見をする岸田文雄首相
出典：首相官邸ＨＰ
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