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大阪市北区の繁華街・北新地ビル放火は2年前の京アニ放火事件と同じ放火殺人テロ!!厳罰化と対策強化を!!

2021-12-19 00:00:00 | 防衛
今年2021年、令和3年も昨年同様、新型コロナウイルス関連と世界情勢の緊張激化に翻弄された一年でしたが、この年末にとてつもない、凶悪な事件が大阪で発生しました!!

そうです、12月17日に発生した、大阪市北区の繁華街・北新地ビルの放火による火災の大惨事です!!

12月18日09時30分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「通院患者の61歳男が放火か 大阪・北新地ビル火災」の題で「大阪・北新地ビル火災」の特集・連載項目にて次のように伝えました。

『大阪市北区の繁華街・北新地にある雑居ビル4階のクリニックから出火し、24人が死亡した火災で、殺人と現住建造物等放火の疑いが持たれているのは、このクリニックに通院していた患者の男(61)とみられることが18日、捜査関係者への取材で分かった。重体となっている男の関係先から診察券が見つかった。大阪府警は亡くなった24人の身元の確認も急ぐ。

現場は「西梅田こころとからだのクリニック」。捜査関係者らによると、男が出入り口近くの暖房器具近くに紙袋を置いて蹴り倒した際、漏れ出た液体に引火した。

府警によると、死亡したのは男性14人、女性10人で20~60代とみられる。捜査関係者によると、ほかに治療中の男女4人の中に紙袋を持ち込んだ男も含まれているが、意識不明の重体という。

火災は17日午前10時15分ごろ、大阪市北区曽根崎新地の堂島北ビルで発生。クリニックの一部を焼いた。』

また、同日10時44分に同メディアが同特集・連載項目にて、「引火の液体はガソリンか 大阪・北新地ビル火災」の題で次のように伝えています。

『大阪市北区の繁華街・北新地にある雑居ビル4階のクリニックから出火し、24人が死亡した火災で、現場からガソリンのような油分が検出されたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。液体を持ち込んだのはクリニックに通院していた患者の男(61)だったとみられることも判明した。大阪府警は出火の詳しい経緯を調べるとともに、亡くなった24人の身元の確認を急いでいる。

現場は「西梅田こころとからだのクリニック」。府警によると、火災直前に男がクリニックを訪れたといい、「男が紙袋を暖房器具付近の床に置いて蹴ると、液体が流れ出して炎が上がった」との複数の目撃情報があった。

捜査関係者によると、紙袋を蹴り倒したのはクリニックに通院していた61歳の患者の男とみられ、紙袋から流れた液体は揮発性の高いガソリンのようなものだったことも分かったという。

この火災では、クリニックにいた27人が心肺停止で搬送され、このうち24人の死亡が確認された。出火の約30分前には、男の居住先だった可能性がある大阪市西淀川区の住宅でも火災があった。府警が関連を調べている。


火災は17日午前10時20分ごろ、大阪市北区曽根崎新地の堂島北ビルで発生。クリニックの一部約25平方メートルが燃え、30分ほどで鎮圧された。』

正に、最近電車内等で発生している凶器や薬品等を使った凶悪事件と同様、狂いに狂った凶悪犯罪です!!
死刑以上の、極限の凶悪犯罪というべきであり、絶対にこのような犯罪を許してはなりません!!
本当に、焼死した方々、被害者の方々の無念やお気持ちを想うほど、大阪から遠い場所に住む筆者であっても怒りを禁じ得ません!!
読者の皆様も同じお気持ちでしょう!!

この事件発生当日の12月17日、首相官邸HPは「オミクロン株に対応する包括強化策等についての会見」の中で、岸田文雄首相の事件に関する発言を次のように公開しています。

『(前略)

(本日大阪市で起きた火災について)

 まず、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますし、また負傷された方、被害を受けられた方には心からお見舞いを申し上げたいと思います。その上で、大変悲惨な事件が発生いたしました。これに向けて、まずは実態をしっかり把握し、そして原因、経緯について明らかにすることによって、再発防止に努めていかなければならないと思います。まずは被害を受けられた方、負傷された方等に対してしっかりと支援を行うと同時に、今申し上げた実態把握と再発防止に努めていきたいと考えております。』


同日13時00分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「火災で多数の死傷者、過去にも 京アニ放火事件や歌舞伎町ビル火災」の題で「大阪・北新地ビル火災」の特集・連載項目にて次のように伝えました。

『27人が心肺停止となっている大阪市北区のビル火災。多くの犠牲者の出る火災は、過去にも起きている。

令和元年7月には、京都市伏見区の京都アニメーション第1スタジオから出火。建物内にいた社員70人のうち36人が死亡、32人が重軽傷を負った。ガソリンをまいて火を付けたとして府警は2年5月、殺人や現住建造物等放火などの疑いで青葉真司被告(43)を逮捕した。殺人事件の犠牲者数としては平成以降で最悪とされる。

不特定多数が出入りし、狭いフロアに店舗などがひしめく雑居ビルの火災は消火活動が難航し、大きな被害を招きやすいとされる。

平成13年9月には、東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビルから出火し、3、4階にいた計44人が一酸化炭素中毒などで死亡。雑居ビルのずさんな防火管理が被害を拡大させたことが指摘された。

20年10月には、大阪市浪速区の個室ビデオ店が放火され、16人が死亡した。

高齢者らが犠牲になる火災もたびたび発生している。27年5月、川崎市川崎区の簡易宿泊所2軒が全焼し、宿泊者11人が死亡。30年1月には、札幌市の生活困窮者向け共同住宅から出火し、11人が死亡した。』

これらの悲劇、これらの凶行犯罪を繰り返しては、繰り返させてはなりません!!

既に、京都市消防局では令和元年7月に多数の死傷者が発生した伏見区桃山町の火災(京都アニメーション放火殺人事件)を踏まえて、「火災から命を守る避難の指針」を策定しています。

大阪市北区の繁華街・北新地ビル放火は2年前の京アニ放火事件と同じ放火殺人テロ!!厳罰化と対策強化を!!



京都市消防局HP「火災から命を守る避難の指針」より、
『火災最盛期の建物内の状況と避難行動(例)』


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