マッタリ (´ー`) 子連れ狼が撃つ!

マッタリな、トイガン&ドライブのブログです♪

Tanfoglioへの道 その3(スライドの加工)

2014-01-24 00:06:00 | ∟Tanfoglio (KSCベース)

さてさて、

Tanfoglioをどこまで再現出来るか?!
あじゃさんの加工をどこまで減らす事が出来るか?!
このふたつの命題のため、KSCのCzとパーツの素材を、
大阪のモデル工房Sさんにお送りしました。

私は、モデル工房Sさんやてるぱ大臣さんと違い
機械加工の手順や仕組み、パーツの固定や加工の
限度などは、全く分からず、その加工の仕方なども
知らないので、『ここは、こういった形状に出来るか?』
『こんな形状のパーツは製作可能か?』、といった、
大まかなお願いしか出来ません。

私は『撃つ!』ことが前提なので、
大体、それらしい雰囲気であれば、
細かいところの再現や仕上げなどは
気にしないのですが、あじゃさんや、
モデル工房Sさんは、期待を遥かに
上回る加工でもって仕上げて下さるので
こっちが撃つのをためらうくらいです(汗)

ではでは、
まずはスライドの加工から行きましょうか♪


実銃のスライドは、このようなっております。

 ・ノコギリ状ではない大き目のセレーション
 ・『LIMITED』の刻印
 ・分解する時の目印のノッチが線から→点に

などが、Czからの大きな変更点なのですが、

他にもCzとは明らかに違う箇所がいくつもあるんです。


まず、フロントセレーションですが、

Czはスライド先端が薄くなっているので肉盛りして
フラットにしなければなりません。


また、バレル先端は、

Czは、ちょっと飛び出てるのに対し、
Tanfoglioは、ほぼ面イチ。
そしてロンリコ仕様となっております。


と、言う事は、

このスライドの厚みを同じにし、
スライド先端もかさ上げし、
ロンリコの穴を開ける、
と言う、かなりの大作業です。

でも、この加工により、元のCzの雰囲気が
ガラッと変わる、大変重要な箇所でもあります。


で、

出来上がったスライドはコチラ♪

凄いっ!ちゃんとTanfoglioになってるし!


刻印もキレイにバッチリ。


セレーションも綺麗ですし、

こちらにも『CAL 9×19』の刻印が。


ちなみに、

スライド先端のかさ上げは、このように
ABS素材からの削り出しで、KSCのABSスライドに
接着してあるようです。

セレーションは、ABSの板から削り出し、
それをスライドに貼り付けたような気が
するのですが、どうでしょうか・・・
モデル工房Sさん?
(※モデル工房Sさんのブログにて詳細が記事になっております♪)


それにしても、素晴らしい加工技術ですね!
ここだけ見ても、Czには見えませんから。

まだまだ続きま~す♪