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初代フォレスター チューンUP(整備記録)

2018-09-14 00:06:00 | ∟初代フォレスター
さてさて、

初代フォレスターですが、
こちらは見た目ではなく、性能的な部分でのカスタムです。

初代フォレスターのステアリング機構なのですが、
ラック&ピニオン式で、ギア比なのですが、19:1と
かなり遊びが大きいのです。

高速道路などの高いスピード域や、オフロードの轍なんかでは
タイヤが取られず、余裕のあるステアリング操作があるとは
思うのですが、普段は街乗りばかりですからね~、この遊びが
かったるく感じちゃうのです。
ちなみに、インプやレガシィは15:1で、
86やBRZは13:1になります。

さすがに遊びが大きすぎたのか、うちのフォレスターのように
後期型では、このステアリングラックのギアが、可変タイプに
変更になりました。
どういうものかと言うと、最初の切り始めが19:1と大きく、
その後は15:1と、通常のインプやレガシィのように、
ステアが切れるギア比へと変わっていきます。

それでも、

このセンター位置から、

タイヤが動き始めるまでは、

このように、

こぶし一個分くらい切らないと、動き始めません。

ずっと86に乗っていたせいもありますので、
余計に気になってしまうのかもしれません。
(ステアリングラックの固定ボルト延長したり、
 ステアそのものも、小口径にしましたし)

なので、最初はインプのステアリングラックを入手して、
乗せ換えようとかを考えていました。
特に狙っていたのが、インプGC8 STIのRAのステアリングラック。
こちらは、STI仕様ということもあり、13:1のクイックステアリング仕様
となっております。
しかし、オークションとかでも結構高値で取引されているのですね・・・
通常のインプのステアリングラックにしようかな、と思ったのですが、
こちらもなかなかいい出物が見つかりませんでした。

どうしたものか・・・

86のステアリングラックは、ステアリングギアボックスにネジ穴が空いており

シャーシのフロントメンバーに固定するようになっております。
なので、STIのパーツとして出ていたロングボルトを使用し、

フロントのメンバーを貫通して、カラーでセンター出しをし、
反対側からナットロックで固定する事により、ステアリングギヤボックスの
こじれに対する剛性があがり、ステアリング操舵の正確性やレスポンスが
向上しました。

と、

言うことは、

ステアリングラックを切れるギア比に換えなくても、固定がしっかりすれば
遊びは少なくなるのでは?と思い、

こちらを入手しました~

この頃のスバルのインプやレガシィ、フォレスターは、ゴムブッシュをかました
ステアリングギアボックスを、ただのバンドでネジ止めしているだけの構造
ですので、固定がしっかりしていないのかもしれません。

18年という長い年月でヘたった、ゴム製のブッシュを、

こちらの、

強化ポリウレタン製に換えました。

その効果は絶大で、

指2本分で、タイヤが動くようになりました!
これは対効果費用としては抜群なパーツだと思います。