連休明け、事業所の裏へ手招きされた。片目のねこ(医者に連れて行ったねこ)
が表で交通事故死。何処にも傷がない。這いずってここまできた、たどり着いたと
きは虫の息でそれでも、水を口にいれたら飲んだという。僕がみたときは、息はな
くまだ硬直はしてなかった。少しばかりの花を摘んで写真を撮った。まだ生きてい
るようだった。子供たちはまだ来なかったので、みんなでねこを送ることにした。
今日は丁度尼さんの出勤日、お経をあげてもらい子供たちに「生き物の死を届けら
れたら」子供の中にひとり、ねこ大好きがいた。遠くの公園まで散歩の道すがら
花を摘み死体に添え、ノラ専用の尼寺の墓にみんなで送った。たった6ヶ月ほど
の命で可哀想だったが?なぜか幸せな一生のように思えた?帰宅してベランダに
でる、おつきさまがこころにしみた。「かぐや」はまだまわっている。