上越IC、信濃IC間を走ったのは、先般の旅行がはじめてである。
何とか思い出の高田城を一目見たかったが残念!
15年前、中央道、長野道、上信越と走ってきた。トンネルを抜けると
全面に広がる妙高山に圧倒され、ハンドルが震えた。
当時の高速終点を下り右手は、マンモスで有名な野尻湖。
当時の裏日本のイメージは松本清張、水上勉の小説で暗いイメージ。
日本海の鉛色の波だかなイメージが連想される。孤独、人さらい、佐渡へ
の島流し、賽の河原、地名「願」と明るいイメージが浮かんでこない。
直江津からフェリーで小木港への佐渡上陸。陸路で柏崎、出雲崎と新潟、
そして、両津港からの佐渡上陸となんどか経験した。
イメージを払しょくするかのように、反対方向の山の谷間の「鬼無里村」
という名前の神秘さにも浪漫を感じ、戸隠、白馬そして糸魚川まで足を
延ばしたものだった。
そんなことを思いめぐらしながらの今回の黄昏の旅。