切り絵

浮世絵を切り絵に

六十余州名所図会 対馬

2024年08月11日 | Weblog

「対馬」 海岸夕晴

対馬は、南北82km、東西18kmと細長いリアス式海岸で形成されており、風光明媚な景色が魅力的であった。又、晴れた日には目視できるほど朝鮮半島と近く、大陸との交流で重要な役割を果たしていた。本図では、対馬の入り組んだ海岸に無数の船が描かれており、海路が賑わっていたことが分かる。「六十余州名所図会」最終に相応し、虹を天空高くかけた快晴の対馬を描いている。

次回より「富嶽三十六景」の投稿予定


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