「酔ケ井」
近江路は伊吹山麓の南をかすめて、間もなく琵琶湖畔に向かう。山又山の路をたどった中仙道の旅人は、平らな街路を軽やかに歩み進めていく。琵琶湖は次の宿場を過ぎたころ、ようやく見えてくる。醒ケ井は古くから旅人の渇を癒した処でもあった。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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