「今須」
関ケ原から一里で今須宿に至る。さらに柏原の方へ行くとこの絵の長久寺の集落に出る。「江濃両国境」「寝物語由来」「不破之関屋」などの字が見え、此処が近江と美濃の国境であることがわかる。不破の関は越前の愛発、伊勢の鈴鹿とともに日本三関の一つといわれ、近江と美濃の国境地点に近く、古代、近江朝廷を守る中仙道上の要地であった。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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