「大宮宿 」
大宮宿に入る浦和寄りの付近は大宮原と呼ばれた。大宮原と野原の間三十町許あり、中ほどに立場の茶屋あった。此の付近を六国見と云い、此処から富士山、浅間、甲斐、武蔵、下野日光、上州伊香保などを遠望できた。鍬をかつぐ老人と寵を背負う少女の描写には、田園生活が表現されている。
次回は「上尾宿」
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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