ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

ネット通販でセット価格で安いと買ったエノテカワインを自分勝手に評価しちゃいます

2020-02-19 11:50:00 | グルメ・酒・ワイン

 エノテカのネットショップで割引率に惹かれて買ったパーティーパック赤だけ10本というセットもの、お値段は9980円+消費税となっていました、こういうセットものは売れ残り処分ということもありうるけれど安いに越したことはないと買ってしまいがちです、でも僕はネットではあまり買わないほうでこれまでも数回ほど、その経験からはまずまずというのが3割ほど入っていればまぁいい方かな、ということでこのセットは・・・。

 飲んだ順番に自分勝手の評価を以下に、あくまでも僕の好みに合うかどうかということです、濃いめの味を好むのと熟成度があるものに評価が高くなりますが、こういう安ワインでは熟成のコクは望むべくもありませんが、単体値段については多少は考慮はしているつもり、香りについてはあまり鼻は利かないので信用しないでください、昨年から今年にかけて合間を置きながらのその時々の感想ということでメモ書きしていたものですが、改めて見たらこんなだったっけかなと、味の記憶そのものはもう忘れてしまっていますよ。

●トーレス・サンヴァレンティン 2018

                              

 通常定価は1600円、若いワインで熟睡風味の厚みは無いが、香りがあって味わいもそこそこでバランスもいい、Alcが14.5%もあって甘目もかなり感じる点は好みが分かれるかも、販売文句には芳醇なスタイルとあったが確かにアルコールからくる味でだけなら言える。二日目には甘さがやや抑えられて僕の好みに近づいたが、全体的にはコク不足なのは否めない、これは白ワイン好きから赤への入門用にはいいのかもしれませんね。

●ネプリカ・ネグロアマーロ 2018

                              

 税抜定価は1600円、イタリアワインでは名門のアンティノリが手掛けるワイナリーとか、プーリア特有種のネグロアマーロで濃厚な果実味を期待したが、若いからか甘味は強いがフレッシュなスッキリ味になっている、名門のワインとしてはアテが外れたという感じです。

●カデ・ドッグ ピノ・ノワール 2018

                              

 税抜定価は1400円、この品種は香りはいいけれど味は控えめ、特にこれは若いから軽い味わい、バランスはまずまずながら僕は物足りないと感じてしまう、二日目も変わらずでイヤミは無いところぐらいが取り柄かな、カベルネと比べて飲むとピノは負けてしまうと感じるのは僕だけか。造り手はバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドの醸造チームというがこんなものかなと。

●gb88 カベルネ・ソーヴィニヨン 2018

                              

 税抜定価は1300円+税、オーストラリア産のワインで若いワインながらまとまっている感じに加えでやや厚みがある味わいは好印象、同一値段だったら僕はニューワールド系のほうが好きなのでこういう果実味が強いほうが好み、それが二日目は逆にやや硬い感じになったのは何故だろう、三日目まで残してみたが二日目と変化なし、察するにこのワインは日が経つと果実味が減っちゃったみたいですね。

●ヴィラ・モンテス カベルネ・ソーヴィニヨン 2017

                              

 

 税抜定価は1500円、チリではお馴染みのワイナリーでエノテカ定番のものですね、ヴィラとあるからデイリーワインということでしょう、香りは少なめだが僕は喉越しにややクセのある風味を感じるのはマイナス、味のほうはバランスがよくて厚みも多少あるが、やや硬めでもっと果実味が欲しい感じ、二日目も変わらず。

●サングレ・デ・トロ テンプラニーリョ 2018

                              

 税抜単価は1600円、香りと味はそれぞれソコソコにはあってバランスがいいものの如何せん若いから軽くて厚みコクは無い、作り手は有名どころで過去にもっと上ランクのチリ産では好印象だったので、このセットにトーレスの3本が入っていたから買ったのだが、あとはチリ・トーレスだけが残っているのでそれに期待するしかなくなったかなと、それが二日目はなかなかに厚めの味わいとなってきていていい感じに、酸化して開いてきたようですね。

●エミスフェリオ・カルメネール ミゲル・トーレス・チリ 2017

                              

 税抜定価1500円、このセットではトーレスのものが3本あったが総じて若いワインなので軽めというのはこれも同じ、しかしこのワインは格別に澄んだクリアな味わいでチリのカルメネールとしては珍しいのでは、でも悪くはありません、スイスイ飲めてしまうが時間とともにやや練れて熟した感じにはなった、二日目はスッキリというより味が濃くなってきていて、このワインとしての特長は消えてきていてマイナスかな。

●モンテス・リミテッド・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン 2017

                              

 税抜定価で2000円、これは実に手堅くまとめたなというワインです、バランスよく普通以上に美味しいですがそれほどパワフルではない、それでスイスイ飲める感じ、二日目に少し残した分を飲んだが多少硬くになったような、これも逆になるとは不思議でした。

●ムートン・カデ・ルージュ・クラシック 2017

                              

 税抜定価は2000円、これはエノテカの店頭でよく見かけるが、フランスらしいまとまったワインではあるがそれ以上ではないというような、平均点的な味わいです、同じ定価のモンテスのほうが少し上じゃないかなと、二日目は果実味が消えて痩せ枯れたような、同時に飲んだ安いMAPUのほうが好ましいと感じた、普通は二日目のほうが甘味が出るはずなのにこれは逆でしたね。

●マプ メルロ  2018

                              

 税抜定価は1300円、ムートン・カデと同じバロン・フィリップ・ロスチャイルドのチリ生産のワインで、バランスよく飲みやすい味わい、二日目となったフランスものと飲み比べたら、むしろこちらのほうが柔らかくて好ましいと僕は感じた。


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