
週に二回ほど買出しに行くJA横浜北の農産物直売所で珍しい野菜の姿を見つけた。冒頭写真はちりめんキャベツというヨーロッパ在来種の野菜だそうで、確かにキャベツの形だが全面にシワシワが入っていてちりめん状の葉である。生では適さないが鍋物などに向いていて、ロールキャベツには最高とあったが、老人家庭の二人だけでは持て余すことになりそうですな。それに炒める場合は事前に茹でるとなると面倒なと、新しいもの好きの我家ではあるが買えません。鎌倉野菜などでは珍しい西洋野菜を見かけるが、ここでもこういうものが増えてきてはいるようだ。
もう一つはそれ自体は珍しくはないメキャベツで、ここでは丸ごとの形では売っていることもあるが、それを鉢植えして売っているのを初めて見かけた。これは1200円の値札が付いていたが、ずっと売れ残っていたみたいで、野菜としてはより高いし家で飾るようなものでもないだろうしで、最後は収穫して農家が自分で食べたかな。
こちらに来たら毎回裏手の農道で犬の散歩をさせるんだけど、今回コースを変えてみたら延々とアジサイが植えられている川筋を見かけて、こんなにあるのとちょっとばかりビックリ、これは花の時期は見ものと6月には忘れずに見物に来ないとね。
小川の左手斜面にアジサイが途切れることなくズラリと、北側斜面なので南側からはちょっとだけしか見えない
その場所には東方農業専用地区という看板があって、ニュータウン計画では優良農地として計画的に保全されたとある。南関東で大震災があった場合には、ここが横浜では応急仮設住宅などの設置場所になるようにという配慮もあったとか、何処かで耳にしていたが都市部の中にこういう広い農地は貴重です、都市農業は農薬の使い方も少ないということで、我家はここで収穫される新鮮野菜でほとんどを賄っているんですよ。