鮮魚はこのあと佐島にも立寄るからそちらでも買うかもと、1時には三崎を切上げて鎌倉に向う。こちらからのR134は反対車線ほどは混まないから走り易いのだ。途中では佐島方面への看板に従って左折して、間もなくで2軒の活きた鮮魚を売物にする店が並ぶところに到着する。ここまでの途中にも長井港があって、ちょっと前にイワシが豊漁というニュースをやっていたけれど、活魚だったらやっぱりこちらがお勧め。
一軒は丸吉商店といって、ちょっとこの先の海岸沿いに海辺という食事処もやってる有名店、もう一つが福水産という店で、この辺りの店にはプロの料理人も買付に来るそうだが、休日は一般客も多いのだ。値段も活魚なのに三崎に比べても安いと言えるんじゃないかと思うほど。生きたアオリイカなどさっきのうらりと比べても、多少は小さいかと見えるけれど値段は同じぐらいだものね。福水産では昨日の売れ残りでもう活魚じゃなくなったからだろうと思われるものを、いくつかの種類に組合わせて氷詰スチロール箱に入れて、お魚いろいろ1000円と書いてあるのがあって、カサゴ、カワハギ、エボダイに何故かサンマ、ドンコ、アン肝にカマスの丸干しんぞが入ってまさにいろいろ、これは安い。本当は干物になる魚が多いと自前で作り置きできるから良かったのだが、焼魚だけは今日食べてあとは煮魚と鍋にすればそのあとでも食べられるからいいかとお買上げ。これって普通の魚屋ならその日に仕入れたもの扱いだろうから超お徳ですな。
佐島の丸吉商店と奥に福水産が
鮮魚いろいろが1000円という中身、活魚じゃないけど新鮮なもの
秋谷から逗子、鎌倉までは海岸線を走る眺めのいいドライブとなって、でも期待した富士山はやや雲も多くて生憎と見られなかったのは残念。秋谷のマーロウの向い側にある立石公園の公営駐車場は、岩礁遊びができるから駐車待ちの車が連なっていた。
鎌倉は市役所の駐車場が休日は利用できるから、裏側から細い道を抜けて駅の西側にある目的地まで。昔は1時間100円だったから早く入らないと満車になってしまうのが常だったが、今は20分100円となって一般駐車場とそんなには違わなくなって、この日はこの時間帯でもほぼ満車状態ではあったものの待つことなく入ることが出来た。
逗子海岸はウインドサーフィンが
一寸前に小町通りには来たから今度は久しぶりに鶴岡八幡宮に参拝しようということにして、またも小町通り側から段葛側に回るコースで八幡宮を巡ることに、あの折れてしまった大銀杏がその後がどうなっているかも見たいからということもあって。小町通りは大変な人混み、ユックリとしか歩けない、多少は左右の店をチラチラ見して八幡宮正面入口(冒頭写真はここから撮ったもので最奥が本殿)まで、この場所のT字路道路はどちらからも大渋滞で、休日にここを抜けるのは難儀だねぇ。
境内ではまず最初には結婚式が済んだカップルが太鼓橋前で記念撮影中、さらにその先ではこれから式を挙げようという白無垢姿のカップルが準備室に向うらしいところにバッタリと、さらに本殿の階段下にある舞台では今まさに式を挙行中のカップルを眺める観衆がいっぱいの場面に遭遇、衆目監視の誓いということになっているではないか。式は本殿の中だと思っていたのだが、こんな一般観衆に囲まれる場所でとは今様風なのかねぇ、それともスターになった気分を味わいたいのかな。お日柄を調べたら赤口となっていて、吉日じゃないのに土曜の休日を優先というのも時代だなねぇ。しかしどの花嫁もかなりの年齢と見受けられ、晩婚というのも現代の世相ですか。
結婚式が終ったカップル
準備が整って待合室に向うカップル
まさに式をあげているカップル
さて折れたという大銀杏があった元の位置には枝から蘇生させたものか小枝の塊となったものが植えられ、そのすぐ近くに地上2mほどで切断された元の巨木が植え替えられている。上から見たら内部は空洞になっていて風雪に耐えてきたのが分かるのだが、それでもそこに葉を付けた枝があるのには生命力を感じさせられる。しかしこの巨木が階段脇に無くなってガランと明るくなって雰囲気は変わったね。初詣でお参りしてから十数年振りに参拝、鎌倉に来てもついぞやご縁を結ばずでスイマセンでした。折から折れた大銀杏を鼓舞するかのように盆栽展も開催されていて、こちらは立派なものでお見事ですなぁ。
折れた大銀杏と植えた子孫の木
右手奥のアケビが珍しくて
やはり休日の鎌倉は観光客で溢れ返っていて、銘菓鳩サブレで有名な豊島屋本店の中を覗いたら買い求める客でショーケースが見えないような状態、このくらいのお値段のお土産なら不景気でも売れているんだとちょっとばかりほっとする、でもこの前にレーズンウィッチを買ったばかりだから今日は止めておいてくださいな、奥様。
ごった返す豊島屋本店
今回は特に海の幸があるんだからと、帰ってから家で捌いて食べたカサゴとカワハギの煮魚にドンコ鍋はさすがに旨かったぞ。
煮魚にはアン肝も入れて ドンコ鍋は肝が旨い
その後もドンコ鍋の汁が残ったから昼用に女房が作ったピラフを入れておじや風に、女房が折角のピラフをそんなにグタグタにしてなんて文句を言っていたが、ホラやっぱり更に旨くなったじゃないかと、僕は肉以上にこういう魚の鍋物が好きなんだ。
ピラフからおじやに
今朝も最後のカマス丸干しを食べていざ東北方面に、紅葉見物はお天気頼み、行ってきまーす。
<余分な話で>
一昨日のNHK昼の番組で軽井沢旧軽銀座からの中継があって、フランスベーカリーのお母さんが堂々と対応していた。紹介していたブルーベリーパイは昔は浅間ベリーという国立公園などに自生するものを使っていたが、今はもう採れないのか西洋の栽培種になってしまった。本当にあの野生ベリーはジャムにしても濃厚な味で美味しかった。
さすがに店内に飾ってあるジョン・レノンのことは紹介していなかったな。
一軒は丸吉商店といって、ちょっとこの先の海岸沿いに海辺という食事処もやってる有名店、もう一つが福水産という店で、この辺りの店にはプロの料理人も買付に来るそうだが、休日は一般客も多いのだ。値段も活魚なのに三崎に比べても安いと言えるんじゃないかと思うほど。生きたアオリイカなどさっきのうらりと比べても、多少は小さいかと見えるけれど値段は同じぐらいだものね。福水産では昨日の売れ残りでもう活魚じゃなくなったからだろうと思われるものを、いくつかの種類に組合わせて氷詰スチロール箱に入れて、お魚いろいろ1000円と書いてあるのがあって、カサゴ、カワハギ、エボダイに何故かサンマ、ドンコ、アン肝にカマスの丸干しんぞが入ってまさにいろいろ、これは安い。本当は干物になる魚が多いと自前で作り置きできるから良かったのだが、焼魚だけは今日食べてあとは煮魚と鍋にすればそのあとでも食べられるからいいかとお買上げ。これって普通の魚屋ならその日に仕入れたもの扱いだろうから超お徳ですな。
佐島の丸吉商店と奥に福水産が
鮮魚いろいろが1000円という中身、活魚じゃないけど新鮮なもの
秋谷から逗子、鎌倉までは海岸線を走る眺めのいいドライブとなって、でも期待した富士山はやや雲も多くて生憎と見られなかったのは残念。秋谷のマーロウの向い側にある立石公園の公営駐車場は、岩礁遊びができるから駐車待ちの車が連なっていた。
鎌倉は市役所の駐車場が休日は利用できるから、裏側から細い道を抜けて駅の西側にある目的地まで。昔は1時間100円だったから早く入らないと満車になってしまうのが常だったが、今は20分100円となって一般駐車場とそんなには違わなくなって、この日はこの時間帯でもほぼ満車状態ではあったものの待つことなく入ることが出来た。
逗子海岸はウインドサーフィンが
一寸前に小町通りには来たから今度は久しぶりに鶴岡八幡宮に参拝しようということにして、またも小町通り側から段葛側に回るコースで八幡宮を巡ることに、あの折れてしまった大銀杏がその後がどうなっているかも見たいからということもあって。小町通りは大変な人混み、ユックリとしか歩けない、多少は左右の店をチラチラ見して八幡宮正面入口(冒頭写真はここから撮ったもので最奥が本殿)まで、この場所のT字路道路はどちらからも大渋滞で、休日にここを抜けるのは難儀だねぇ。
境内ではまず最初には結婚式が済んだカップルが太鼓橋前で記念撮影中、さらにその先ではこれから式を挙げようという白無垢姿のカップルが準備室に向うらしいところにバッタリと、さらに本殿の階段下にある舞台では今まさに式を挙行中のカップルを眺める観衆がいっぱいの場面に遭遇、衆目監視の誓いということになっているではないか。式は本殿の中だと思っていたのだが、こんな一般観衆に囲まれる場所でとは今様風なのかねぇ、それともスターになった気分を味わいたいのかな。お日柄を調べたら赤口となっていて、吉日じゃないのに土曜の休日を優先というのも時代だなねぇ。しかしどの花嫁もかなりの年齢と見受けられ、晩婚というのも現代の世相ですか。
結婚式が終ったカップル
準備が整って待合室に向うカップル
まさに式をあげているカップル
さて折れたという大銀杏があった元の位置には枝から蘇生させたものか小枝の塊となったものが植えられ、そのすぐ近くに地上2mほどで切断された元の巨木が植え替えられている。上から見たら内部は空洞になっていて風雪に耐えてきたのが分かるのだが、それでもそこに葉を付けた枝があるのには生命力を感じさせられる。しかしこの巨木が階段脇に無くなってガランと明るくなって雰囲気は変わったね。初詣でお参りしてから十数年振りに参拝、鎌倉に来てもついぞやご縁を結ばずでスイマセンでした。折から折れた大銀杏を鼓舞するかのように盆栽展も開催されていて、こちらは立派なものでお見事ですなぁ。
折れた大銀杏と植えた子孫の木
右手奥のアケビが珍しくて
やはり休日の鎌倉は観光客で溢れ返っていて、銘菓鳩サブレで有名な豊島屋本店の中を覗いたら買い求める客でショーケースが見えないような状態、このくらいのお値段のお土産なら不景気でも売れているんだとちょっとばかりほっとする、でもこの前にレーズンウィッチを買ったばかりだから今日は止めておいてくださいな、奥様。
ごった返す豊島屋本店
今回は特に海の幸があるんだからと、帰ってから家で捌いて食べたカサゴとカワハギの煮魚にドンコ鍋はさすがに旨かったぞ。
煮魚にはアン肝も入れて ドンコ鍋は肝が旨い
その後もドンコ鍋の汁が残ったから昼用に女房が作ったピラフを入れておじや風に、女房が折角のピラフをそんなにグタグタにしてなんて文句を言っていたが、ホラやっぱり更に旨くなったじゃないかと、僕は肉以上にこういう魚の鍋物が好きなんだ。
ピラフからおじやに
今朝も最後のカマス丸干しを食べていざ東北方面に、紅葉見物はお天気頼み、行ってきまーす。
<余分な話で>
一昨日のNHK昼の番組で軽井沢旧軽銀座からの中継があって、フランスベーカリーのお母さんが堂々と対応していた。紹介していたブルーベリーパイは昔は浅間ベリーという国立公園などに自生するものを使っていたが、今はもう採れないのか西洋の栽培種になってしまった。本当にあの野生ベリーはジャムにしても濃厚な味で美味しかった。
さすがに店内に飾ってあるジョン・レノンのことは紹介していなかったな。