ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

久しぶりの三崎から鎌倉に廻るお手軽旅 10月24日その1(前半)

2010-10-26 13:27:22 | 街めぐり
 以前は毎月のように出掛けた三崎から鎌倉を巡るドライブと買物と散策を兼ねたお手軽旅、ここ数年は遠のいていたのだが、この前鎌倉に女房の買物のお供した際に、涼しくなってきたからまた間を空けずに来てみようかということになって。それと土曜日に予定していたイベントが次週に延びてしまったこともあったから、久しぶりのお出掛け日和になってせっかくだからと。
 三崎では毎週日曜日に朝市があって、家族数が多かった頃はそこで魚介類や新鮮野菜など買込んで、海岸沿いの快適なドライブを楽しんで鎌倉に回り、古都の神社仏閣めぐりなどを楽しんだものだが、もう10年以上も前のこととなった。
 土曜日は朝市も無いしでゆっくりと9時過ぎに我家を出発、第三京浜から横横道路で衣笠ICまで、あとは一般道で三崎方面に、でも海側にある自衛隊基地までは行かないで途中から左折して内陸側を走る抜道をとる。その道も三浦海岸に進む手前で右折してやや狭い道を少し走り、横須賀からのR134に出て三崎口からの道との合流点から三崎港方面に向う。この道筋は三崎にイベントがあって渋滞するときには便利なコースで、合流点から先も途中から右手に入って油壺方面に迂回する道路を知っていれば、混む場所は一部だけとなる抜道となるのだ。冒頭写真は港の海岸線に到着してロータリーとなった場所近くから産直センターうらり方面を写したもので、うらりの前の岸壁から水中観光船などが出航する。
 その抜道で農家がやっている直売所で野菜を買い込む、三崎はマグロや鮮魚のイメージが強いのだが野菜の収穫も多くて、この道路沿いなど全ての畑が活用されていて休耕地など見当たらないという産地なのだ。中でも冬場に出てくるその名も三浦大根は見事な太さで旨い。
          野菜直売の加藤農園
          野菜畑では富士が見える場所も
 10時過ぎに到着した三崎港周辺には有料駐車場以外でも岸壁周辺などに無料で駐車できるスペースがあるから、有料には入れたことは無い。観光地としては無人の有料駐車場など休日は無料開放したらもっと観光客を呼べるんじゃないかと、久しぶりに歩いてみた中心部の商店街なんぞは、ご他聞に漏れずここもシャッター通りとなっていて閑散として寂れている。最近3箇所のささやかな観光施設ができたと言う街案内マップがあったが、ポツンポツンとそんな施設を造ってもねぇ。その中の一つ明治35年築という蔵造店舗だったという建物が伝統芸能チャッキラコ・三崎昭和館と名付けられて、レトロな設えとチャッキラコの写真などと共に公開していたが、周辺に賑わいがないと浮いた存在になってしまうだろう。
          
商店街の端っこから見た写真で、この付近は手前左にくろば亭ともう一軒の飲食店が、右には大漁旗染物店が営業しているだけでその先はシャッター商店街となって、途中も数軒だけ
          チャッキラコ・三崎昭和館
     
 街で見かけたもの、左から船具店、B級グルメで5位という看板、小魚がいるのに満腹そうな 白鷺
       
          三崎下町グルメマップには新しい3施設が載せられている
 昼を何処かでと歩いてみたが、このご時勢ではいずれも高いなぁという印象でこれもマイナス要因じゃないかな。店頭に掲げるメニューはどれもこれもマグロ中心の刺身類ばかり、地魚も刺身だけというのがいけない、煮魚は多少は見られたがもっと焼魚などのメニューを載せたらと、それと干物などの安いメニューを工夫しましょうや。中では以前から地元の人が推薦する鮮魚店のまるいちが店頭の魚を調理して食べさせますと言っていたが、一匹買いだから二人ではいろいろな魚を食べることが出来ずで、このスタイルは大人数ならいいね。買った魚の調理台は刺身が一番安くて煮る焼くは手間がかかるからか高めになる、この日はかなりの大物もあったから、半分刺身で半分は焼いてどうですかと勧めていたが、そんなのは老人二人じゃ一匹でも食べきれないぞ。
   
  路地の奥にある鮮魚店まるいち、食事処はこの右手に   並べられた鮮魚はものが良いことは確か
 ということで入ったのは漁協のオカァチャン達がやっている海業センターはまゆうという店、ここは定番メニューながら刺身と煮魚焼魚料理以外の料理があるのがいいのだが、お値段はほかと似たり寄ったりかな。女房はさんがといかコロッケがセットになっているはまゆう定食を、僕はマグロのカマ煮定食を注文。はまゆう定食は美味しいと、さんがはふっくらと、いかコロッケは何がつなぎになっているのか聞いたらただただメンチに刻んだイカに野菜が入っているだけだと、これが柔らかいのに女房は驚いていた。もっと驚いたのがカマ煮の大きさ、今日のは格別に大きいとは言っていたが、大きなマグロのカマの片方の半分なのだが食べきれないほど、これが900円というのは安い。このあとに入ってきて横に座った若者達がこれを見て注文したのだが、もう残りは2食だけということだった。帰りにメニュー札を見たら売り切れた札は裏返しにするようになっていたから、中には最初から限定数というメニューもあることを了解、早い者勝ちだぞ。
          海業センターはまゆう
  
             はまゆう定食900円               カマ煮定食900円
          
 掲げられたメニュー札は売切れたものは裏返しに、この日は12時過ぎにカマとキンメの煮魚定食が既に
 買物は三崎港産直センターうらりに廻って、さっき食べて美味しかったマグロのカマの冷凍と今が旬なのかイカの王様といわれるアオリイカが安かったので今晩の刺身にと購入、店のオバチャンにゲソは素揚風にすると旨いんだと話したら、お客さんは通ですねぇだって。
          産直センターうらり
   
     うらりの中は魚中心で野菜も少し    地の鮮魚を扱う店は少ないがアオリイカが650円からあって
 三崎はこのくらいにして、また寄道しながら鎌倉方面にということに。

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