今まで我家で飼った中では15歳ちょっとと一番長生きしたパグ犬のマルが死んで、この5月でちょうど丸2年ということは人間で言えば三回忌になるわけで、女房が今年同じくパグ犬を亡くした犬友さんも誘って空いているだろう平日にお参りしてやりに行こうと、生憎と夏並みに暑い日だったので今飼っているゴン太は家でお留守番させることにして。
ほぼ半年ぶりに来てみたら、新説の洋風墓地の完成に合わせて各所を整備していたのも完了したらしく、新しい飾りつけやポイント花壇などとかなり見栄えが良くなっているのには、新規洋風ペット墓地の売れ行きがよくて潤っているようで、世はペットたちサマサマだからゆりかごから墓場までと、ペット関連業界はウハウハということだろう。そういう我々もはたから見たら立派な犬バカの一員で、そんな風潮に加担しているんですけどね。
犬のシルエット飾りが各所に
通路にミニ花壇が
このペット霊園は現在は平和会ペットメモリアル(冒頭写真は本部事務所と斎場と1寝んか安置所があるビル)というが、元は延命地蔵尊という名称で開設されたということで、そのお地蔵さんが敷地内に鎮座、お地蔵さんとペット動物との関連は如何にと、それと延命というのも何故なのかと、これが六地蔵のうちの畜生界二現れるお地蔵さんというのなら納得しちゃうんですがね。
延命地蔵尊
我々のペットたちは4匹がここ眠っていて、最期のマルという犬とそのちょっと前に死んだペケが三回忌、1年以上経過したら年度ごとの合葬墓となっているから広い霊園の一番高い場所にある平成集合墓地まで登って行ってのお参り、こっちがオイボレたら歩いては登って行けない場所で、そんな先にはもし元号が変ることになれば平成全部をまとめてもっと低い場所にでも合葬することになるのかもね。こちらにも日除けのテント傘が出来ていたり、通路に花が植えられたりと手が加えられていたが、人間様を運べるような設備は無理でしょうからね。
平成合葬墓