こちらのバーゲンセールは年2回というのは商業慣例としては普通のことであるが、前半に当る夏のバーゲンの時期と日にち設定は他とは違っていて、5月の最終日曜日を含む金土日と6月最初の日曜日を含む金土日となっている。これは道路での露天販売ということで6月と7月だと梅雨時ということで避けたものか、それでもこれまでも雨に降られることが多かったような、ところが今回の初日の金曜日は晴天に恵まれて夏日だという、このバーゲンではこんなに暑かったという記憶がない、逆に日差しが強すぎて衣料品が焼けないようにとカバーするのが忙しいということになっていたようで、これも痛し痒しであったみたいだ。
バーゲンとなると張り切ってしまう女房はまず初日に勇んで出向くのが恒例で、僕はあくまでもお供で散歩を兼ねてということにしていて、この日も買物は女房だけで僕は分かれて会場や周辺をブラブラ歩きで見て回るだけ。途中ではランチのため場所を決めて落ち合うのと、そのあとは帰りの時間も必ず決めておくことは忘れないで、携帯で連絡を取り合ってというのが今風なんだろうけど、それだと時間がルーズになっちゃうから昔ながらハッキリ時間を決めて動くことにしたほうがいいんですよ。冒頭写真は着いたばかりの午前10時過ぎで、ほとんどの店は準備完了し気が早い客がもうアチコチにという状況、昼近くになれば次の写真のようにかなりの人出になってきたが、それでも金曜日だからそんなでもない感じかな、こういうところはできれば平日に来るほうがベターです。
金曜日はここを車が走る
問屋によるバーゲンというが、会場ではやはり衣料品を扱うところが一番多くて次は靴やアクセサリーなどと、これは当然だろうけれどここに店を持たないらしい業者などでは毛色が変った業種もあって、陶器や漆器や雑貨に食料品なども、道沿いには貝印のビルもあるから刃物などまでと何かは買いたいものが見つかるかも、でも何回も来ていると毎回同じようなと僕は何も買わず仕舞い。そんな中でもジジイが見てもちょいとばかり面白いかなと思ったものを少しだけ以下に。
中国骨董など 古布
段ボール絵額1500円はチト高いか
ミニフラワー細工の200円なら
昼は店の前で開店の11時半に落ち合ってそのまま入店したらもう二人ほどが席に、バーゲンの客だけじゃなく平日はサラリーマンなどで12時になると混み合って待たされるだろうからと、機先を制さないと昼抜きになりかねないからね。この店は四川料理でもう何回かとなるが、以前は昼のメニューが4種類だったのに一年ぶりで来たら3種類に減っていて、牛スジの煮込というのが無くなっていた。いつもランチメニューが変らないのは難点とは思っていたが、これではさらに選択肢が限られてしまったぞ。本当は牛スジ煮込定食に小麻婆豆腐を付けようかと思ったのに残念でしなぁ。それで僕は麻婆豆腐定食850円を、+150円で激辛というのもあるが物凄く汗をかくことになるからと普通を、これでも本格的でそこそこに山椒が効いた辛さがあるんですよ。辛いのが苦手な女房はだいたいが蒸し鶏ショウガソース850円を、もう一つのメニューはエビチりでこれだけは880円と中華の定番は二人ともあんまり気乗りはしないんでパス。御飯は白飯と炒飯があってお代わり自由となっているが、辛目の麻婆豆腐には当然に白飯にしないとねぇ。やはり我々が食べ終わろうという頃には席待ちが出来ていて、セッセと食べて営業協力をしてあげましたよ。
巴蜀
麻婆豆腐
蒸し鶏ショウガソース
食後はまた女房は全部を見ていないからと買物乃続きに、僕は荷物を持たされて腹ごなしの散歩で時間つぶし、午後1時には切り上げて帰ることになったが、日比谷線からは東横線菊名までの直通が無くなって、秋葉原から座ったままでの楽チンができなくなってしまったわい。
話変って、横浜元町でもこの5月24~26日の金土日にチャーミングセールがあるという、これまでは2月と9月の最終日曜日を含む一週間だったはずなのに、この時期にそれと3日間というのは初めてじゃないかな。こういうご時世ではもうお高く商売する時代じゃないということだろうか、ハマトラ御三家は健在ではあるが昔からの店が少なくなって、何処にでもあるブランドショップが多く進出してきているからということもあるんでしょうか、元町もお前もかとバーゲン時期は益々早まってきていますねぇ、でも5月というのは早まり過ぎじゃないですか。