本年最初の陶芸教室に行ったら、年末に本焼きをしたそうで僕の箸置きが焼き上がっておりました、小さな急須型の箸置きでちょっと前に買っていた備前焼の箸置きをお手本に、自作では信楽焼風にと多少は趣向を変えて、小さいものだから16個を、自宅用だけでなくこういうのはプレゼント用にもいいんじゃないかなと。
土は赤土で備前にも信楽にもなるというが、教室のガス窯では備前だと焼藁の入ったケースを使うので窯の容量をとるからと、灰を掛けるだけの簡単な信楽風に、本当の信楽では登り窯で薪からの自然釉がかかってあの表情風情が出るのだが、ガス窯なので灰釉と粉灰を適当に掛けて、この焼き方は初めてだったのでどんな出来になるかと想像はできなかったが、これを見ればまぁ多少は信楽風になったかと思いますが。
冒頭写真では離しておいてある二つがお手本の備前焼です、やはりお手本は自然の火の当たりかたによるいろいろな表情が出ているのに、僕のはややわざとらしさがありますがこれは仕方ありませんね、箸置きとしての使い方は把手側と注ぎ口側の二通りが出来ます、同じ形では南部鉄瓶型の箸置きも使うことがありますが、鉄瓶では上部の把手が邪魔でこちらの方が使い勝手は良さそうですよ。