ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

八幡平の名物4秘湯を巡るツアーで温泉三昧  2010.7.4(日) その1

2010-07-16 13:07:39 | 旅日記
 今回参加したツアーはあくまでも秘湯の温泉だけを楽しむ向きに企画されたもの、確か昨年に初めてこの募集を見つけて面白いなと、でも都合がつかなくて。それが今年もあったので梅雨時でも温泉だけ楽しめるだけでもいいかと申込んで、八幡平は松川温泉だけは大昔に泊まったことはあるものの、ほとんど予備知識も持たないで出かけた。
 旅行社から送られてきた新幹線の切符はゆっくりの11時56分東京駅発、格安パック旅行だから乗車客が少ない時間帯の列車になっているわけだ。今回の帰りも早い時間だから3泊4日と言っても実質は2泊3日に毛が生えた程度、でも旅館だって2泊より3泊してもらったほうがいいものね。本当は盛岡での滞在時間をもっと充分に取ってくれたら最高なんだけれど、盛岡も良い町だからなぁ。
 東京駅で駅弁など買って車内で食べることにして、駅構内にグランスタなるものも出来たそうだから早めにと10時には家を出る。目黒線から山手線で東京駅には1時間弱で到着、久しぶりに東京駅に来たら1Fも店舗が増えている、それでグランスタはと見渡したが分からない、それは地下に新しく造っちゃったのね。ほとんどが食品売り場になっていて、一部に期間限定のショップがあって、この日は米沢にある牛やの最終日とあった。ちょうど僕が持ってきていた旅行バッグが牛やの帆布製で、目ざとく見つけた店員にどうも有難うございました、他にもどうですかなんていわれちゃったぞ。今日は身に付けてこなかったけど帽子やショルダーバッグ、それにウエストポーチも持ってるよとニヤリと返事代わりに、ちょっと嫌味だったかな。
           米沢の牛やが出店中
 女房が家で食べ残したパンなんぞを持ってきたから弁当はやや軽めのものにして、グランスタ内を一回りすれば我々老人にはもうあまり見るものは無いからと休憩所で列車の時間待ち。15分前にはホームに出てほとんどすぐに客車に乗り込むことができた。さて同行客はと周りを見たもののすぐ前後や隣の席など空いたまま、さて今回はどの位の参加者がいるのかなと。上野と大宮で乗り込んだ客が前後に座ったからどうやら何人かはいるみたいだなと、でもこういう風に各自で目的駅までとなるとどの人が一緒になるかは分からないから皆さん静かに座っているだけ、向うに着いたら賑やかになるかな。
 みちのくに入ったら一面に拡がる田圃は稲がもう青々と、でも人影は全く見えないから今は一番手が掛からない時期なのかな。ところどころにあった麦畑では刈取りの最終段階で、こちらにはコンバイン作業をしている人が少しだけ、また日曜日だったから川には鮎釣りの人達だけが多く見られた。弁当を食べて持参した本など読んでいたらはやて号はあとは仙台だけに停まるだけだから、2時間半ほどのアッという間に盛岡に着いちゃう。
 盛岡駅北改札口で待つという宿からの送迎バスの運転手が、このツアー名を手描きした紙を頭の上に掲げて、声もかけているからすぐ分かった。なのに一組だけ女性3人グループは一度通り過ぎて外まで行っちゃったみたいで、15分ほど待ってやっと戻ってきたのには呆れたぞ。
 迎えにはマイクロバスとワゴン車の2台が来ていて、総勢は24名とここで分かった、皆さん我々より高齢のようで、全員がロートルの温泉バカ共が集まったわけだ。バスは中心街に向う西口ではなく東口に停まっていて、乗り込んでから駅前を抜けるのに駅前駐車場などに出入りする場所がいくつもあったり、外から駅前通りに合流する道があったりで合流箇所があまりにも多いのには、誰がこんな設計をしたんだと、都内首都高速の箱崎を真似して設計したバカモンに憤慨しちゃったわい。
 中心部を出たらスムースになったが盛岡市内はやたらと赤信号で停めるし、信号待ち時間も長くて警察はどういう考えでこうしているのか、そんなにしないと盛岡人は事故を起こすのかね。車は市街を出ると両側にかなりの大木が並ぶ道路になって、両側には牧場や農業研究所などの草原や農地が広がるのには、岩手も北海道に継ぐ土地柄なんだと、有名な小岩井牧場も近いしね。リンゴ栽培を研究している施設もあって、フジ生誕70周年という看板が門の前に立てられていた。
           
          道路両側の樹木並木」が見事、その更に奥には農地や牧場」などが 
 八幡平に登るアピスーテラインの手前にある岩手県側の八幡平ビジターセンターと併設の物産直売所にだけ停まって小休止トイレタイム、ここは帰りにも立寄るそうで買物はその際と休憩だけですぐ出発。
           
              左がビジターセンター、右手が物産直売所
 ここからはスノーシェルターが何箇所も続く山道を一気に登っていく。標高1000mを越えるあたりからは小雨模様で霧なのか雲なのかに包まれて眺望はまったく利かない。頂上は1600m付近(冒頭写真)でこのあたりに来たらやや明るくなって、この日は日曜日で駐車場にはかなりの乗用車が停まっている。周辺にはまだ雪が残っていてスノーボードなど楽しむ若者が多いらしい。ちょっとだけ車を駐車場に入れて、天気が良ければここから山形の鳥海山まで望めると言う、これだけは今回のツアーを通じて見ることが出来ずで残念でした。

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