モハ1005ーモハ1006ークハ2003 が 好き

大好きな伊豆箱根鉄道を中心に、思い出の電車のことや、「小さな旅」のことなどを書き綴りたいと思っています。

さようなら 2005F ②

2012-06-13 19:31:00 | 伊豆箱根鉄道
昨日の続きですが、2005Fの活躍の姿をご覧下さい。

2005年6月27日 大場工場 隣は解体中の2003F


2006年3月11日 三島駅


2006年3月11日 三島駅  (3枚共)






2006年11月3日 三島駅


いつ見ても、新車並に整備され、美しい姿が保たれていました。
45年前に生まれたとは信じられないです。

西武では黄色1色と言う単調な色彩になってしまいましたが、伊豆箱根でこの塗装になり、後輩3000形にも劣らない、伊豆の土地柄に非常に良くマッチした塗分けでした。正面の塗分けはどことなく西武の赤電を思い出すような塗分け、側面裾の白いラインはスマートでした。

今日無事、さよなら運転も終了したと思います。
残念ながら保存は無く、解体されてしまうそうですが…

今なお、仲間である元西武701系は、三岐鉄道、上信電鉄、流山に在籍していますが、どうか一日でも長く活躍して下さい。

1100系2005F、ありがとうございました!

 ※ 参考文献:鉄道ピクトリアル、RM LIBRARY
 ※ 撮影にご協力いただきました大場工場をはじめ、伊豆箱根鉄道の皆様、ありがとうございました。 

さようなら 2005F ①

2012-06-12 21:29:00 | 伊豆箱根鉄道
ついに1100系の最後の日が明日になってしまいました。
残念ながらとうとう逢いに行くことが行くことができませんでしたので、
2005Fを写真で振り返って見たいと思います。
(写真では2006Fとの区別は付けにくいですが…)

2005F(クモハ1009-モハ1010-クハ2005)は、西武783F(クハ1783-モハ783-モハ784-クハ1784)として、1967(昭和42)年2月に西武所沢車輌工場にて製造されました。
製造当初は自動ブレーキ、クハの台車はTR-11Aでした。その後クハの台車はFS-072へ交換され、1977(昭和52)年3月に冷房改造、HSC化されています。
1989(平成元)年2月に西武鉄道で廃車となり、伊豆箱根鉄道に8月に譲渡されました。その際の4両→3両化、塗装変更、ATS交換等は大場工場にて実施されています。
この後は、2006F(旧西武777F)、2007F(旧西武735F)と共に活躍しましたが、2006F、2007Fは一足早く1300系に置き換えられ廃車、2005Fのみ最後の1100系としての活躍となりました。
製造より45年、西武鉄道では22年ですからほぼ同じ年数の活躍となります。

それでは少しですが思い出の写真を。

1995年9月5日 三島駅


1996年3月13日 大場工場 右はモハ1011


1997年3月29日 大場工場 後輩の(?)赤電と


2000年3月10日 大場工場 検修庫内


2001年3月5日 伊豆箱根鉄道本社附近(線路切替工事のための留置)


2003年9月4日 修善寺駅


あと少しですが、2005Fの画像があります。明日に続きます。




西武・電車フェスタ2012 in 武蔵丘車両検修場

2012-06-10 19:34:00 | 西武電車
今日は毎年恒例となりました、『西武・電車フェスタ』が武蔵丘車両検修場で行われました。
昨日は雨でしたが今日は晴れ、午後には雲も厚くなりましたが何とか天気も持ちました。蒸し暑かったですが…

まずは会場の感じを。恒例となった乗務員室や屋根上見学コーナーです。
左からクハ10107,クハ10101,モハ10105


続いてトラバーサー体験。こちらはクハ20002


休憩スペースの「リニューアル工事車展示」では、クモハ2463-クハ2464が展示されていました。


この編成は「普通の検査と違う修繕、工事内容」の説明が書かれていました。クーラーの更新や縦ポールの追加、非常通放器の設置など、あまり変わらないと思って見ていると通風器の撤去との事。
最近はJRや他の私鉄ではベンチレーターの撤去が頻繁に行われていますが、いよいよ西武でも本格的に始まるようです。
ただ、これまでの更新車のような方向幕のLED化や、車号のプレート化などは行わないそうです。



係員の方にいろいろ伺いましたが、N2000系の中でも更新のランク付があり、基本的に8連が中心との事でした。(但し、特殊扱の2097Fについては更新計画から除外だそうです。)
このクモハ2463も平成2年製、もう20年を過ぎているんですね。



今年は「西武鉄道設立100周年記念展示コーナー」が設けられました。古くからの車両の銘板や台帳、資料が展示されていました。
多摩川線の通票閉塞器もありました。また更新により取り外された以前のクハ6108の運転台も手を触れられる展示でした。
そして、たくさんの方向板が手に取って見られる展示コーナーは特に人気でした。





例年通り、鉄道各社のグッヅ販売ブースも賑わっていました。
伊豆箱根鉄道・近江鉄道・上信電鉄・流鉄・秩鉄・京急・京王・小田急・東急・東武・京成・つくばエクスプレス・東京メトロ・多摩都市モノレール…… いろいろと販売されていました。
他にもタッチアンドGOとか書籍や写真とかも。
今回のイベントで私がどうしても欲しかったのが、伊豆箱根鉄道の1100系のUSBフラッシュメモリーでした。無事ゲットできました。他に1100系のピンバッジを買いました。1000系のキーチェーン、ピンバッジは持っていますが纏め買いで値引きになったので(笑)。定規はオマケでいただきました。



ややマンネリ化しつつあるイベントですが、楽しい1日になりました。

(今回初めて、弊Blogを見られた方もいらっしゃると思います。ありがとうございました。)

上信電鉄

2012-06-08 23:21:00 | 鉄道(その他)
上州高崎から下仁田を走る上信電鉄、西武鉄道とは直接資本提携など、グループ関係はありませんが、車両面では新造車を含め、西武所沢車輌工場とも関わりが深いです。
高崎は先日の記事にもしました八高線で比較的近いので、何度か出かけるついで(?)に上信電鉄の車両たちを見ました。
上信電鉄は高崎駅の『0番線』ホームより発着しています。
今日はそんな思い出の画像を。上信電鉄にはあまり詳しくないので説明などはほとんどありませんが…

1986年11月3日 クモハ102-クハ102 高崎駅


西武451形が譲渡されました。当時はこんなカラーでした。
方向幕の下の『各停』表示が面白いです。

1991年11月16日 デハ204+デハ203-クハ304 高崎駅


こちらは所沢新製の車両。側面が西武411系とそっくりです。
この頃は3連運転が多く、塗装が変更されています。

1996年3月28日 クモハ154 高崎駅


元西武801系改造車です。
この塗装が一番良かったような気がします。

1996年3月28日 クハ103 高崎駅附近


ちょっと陰になってしまいましたが、元西武451形の電装解除車です。
屋根上にその跡がはっきり分かります。

2000年4月5日 クモハ152 南高崎駅附近


元西武401系です。塗装は残念ながら(?)企業ものになってしまいました。

2000年4月5日 クハ103-クモハ103(廃車) 高崎駅附近


上の元西武401系をはじめ、元西武701、801系の譲渡により、100形は順次廃車になりましたが、この編成だけは現在も倉庫として残っているようです。
台車は西武オリジナルのTR-25A。貴重な存在です。
何故か連結器が密着に変更されています。

2000年4月5日 左から クモハ154、200形(一次車)、1000形、クモハ155 高崎駅附近


上信電鉄の顔いろいろ。200形は東洋製の一次車、1000形は新潟鉄工所製です。
クモハ154は検査中のため、切り離されています。

2000年4月5日 クモハ154 高崎駅附近


そのクモハ154、サファリパーク塗装にされてしまいステンレス板も塗りつぶされているのが残念です。

しばらく最近は行っていませんが、元西武N101系が譲渡され活躍しています。西武のN101系もいよいよ最終整理期、150系の今後が心配です。

思い出の八高線気動車

2012-06-06 22:39:00 | 鉄道(その他)
最近お世話になっている方の Blog に広島地区の気動車の記事があり、以前八高線にもキハ40が居て、ちょっと懐かしくなりました。

八高線は南線が電化され、北線が110系気動車化により以前の様なローカル線のムードはすっかり無くなってしまいました。
電化前は、30系気動車が主力でした。個人的には30系は乗り心地も、外吊りドアも、ロングシートも、編成も…好きになれなかったのですが、30系に混じっていろいろな形式が見られました。
キハについてはあまりよく分からないのですが、昔の懐かしい車両たちを振り返ってみたいと思います。

1986年11月3日 高麗川駅 キハ38 1001他


ちょっと分かり辛いですが、キハ38が2両続いています。

1987年11月8日 高麗川駅 キハ45 62


ほんの一時的でしたが、キハ45が配置されました。高崎所属ではなく、山形地区のものが借り入れられていたようでした。
両開きドアながらも、2ドア、セミクロスシートは八高線には似合っていたのですが。
キハ38との連結も八高線ならではです。

1988年8月14日 東飯能駅 キハ20 204+キハ30+キハ38


キハ20がまだ僅かながら活躍していました。
この編成も八高線らしいですね。

1989年8月5日 東飯能駅附近 キハ40 2089


この時は翌日のSL運転の試運転があり、運良く? キハ40がやってきました。
キハ40は乗り心地も良かった記憶があります。

1996年1月31日 東飯能駅附近 キハ30 1002


いよいよ南線も電化間近の頃。
途中からキハ38はすべて八王子向きにされてしまいました。理由は冷房率の平均化のようでした。
この為キハ38同士の連結が見られなくなってしまったのは残念でした。
八王子行なのに「高麗川」方向幕? 八高線は以前から方向幕を使ってなく、「普通」表示でした。でもこの表示は………

あまり良い写真はありませんが。
キハ38も大きな意味では30系に部類されるのでしょうが、私にとってはキハ30・35と違って魅力ある車両でした。塗装は変わってしまいましたが、房総地区でまだ活躍しているようです。