くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

上海人

2007年04月28日 | Weblog
■上海から美香さんのお父さんが始めて日本に来た。美香さんと僕との3人で食堂を経営している善ちゃんを訪問。奥さんに五目ラーメンを作ってもらって「試食」した。

美香さんのお父さんは60代半ばだが髪は黒々とたくましく40代にみえる。若いときは100キロの米を担いで両手に荷物を下げて45分間走り続けることができたとか、ボクシングをしていて格闘家相手に負けなかったとか、まぁすごいんだわ。

レストランを経営していたこともあり、善ちゃんの曰く「食堂斜陽論」も彼自身の意欲の衰えによる言い訳にすぎないと喝破。論議は日中子育て論に及んだ。大きなこと言ってる善ちゃんだけど実際やってるのは奥さんなんだよねぇ。

美香さんが帰りの車の中。「あのひと人の言うこと聞いてないね。子供さんの問題もそれが原因だったと思うけど」「自分でわかってるんだよ。なかなか変われないんだよ」

善ちゃんも「子離れ」して精神的自立のために自分の「居場所」を探し始めた。第二の人生を踏み出すにあたり、なにか熱中できるものを懸命に手探りし始めている。そんな気がする。これもわれら団塊の世代の一つの顔なのだが。

美香さんのお父さんは辞めた会社に籍だけ残してちゃっかり年金もらってるそうだ。熾烈な上海の裏社会をしたたかに生きてきたこの上海人の目からすると、われわれ日本の団塊族ってどんなんだろか?、、、なんて他人の目を気にするところがいかにも日本団塊族っぽかないかな?
コメント
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