■イエン先生のクラスでは前回試験のリビューをした。試験を受けてない3人が別室でしたが。ぼくも一緒にもう一回どうかと先生から言われたがやめといた。あんまり出来てないから言ってくれたのだろうが、あれが精いっぱいなのだから時間の無駄。成績は関係ない、ビリで結構!それよりしっかり正解を確認したい。
時間中韓国人のヒュンヘの態度に先生が切れて休みたかったら出ていけという場面があった。ヒュンヘは問題が難しくて質問に答えられず、いまは休み時間だからブレークを取ろうと言ったのが先生の逆鱗にふれたのだ。冗談が通じにくいという環境もあるが彼がアスペルガーであることをイエンは知らないのだろう。誰も何も言わないが僕は初めてヒュンヘにあったときからアスペルガーに違いないと思っている。彼は人懐っこそうでニコニコしているがコミュニケーションがぎこちない。英語はほとんどしゃべれないと思ったが一度僕が英語で話しかけたところスマホに一瞬に英語入力して答えたのをみて驚いたことがある。ビデオ制作やプレゼンの構成を見ても独特のセンスがある。
中国人のアンディが一緒に出て彼をまた教室に連れ戻したようだ。イエンは若いしどうしても優秀な台湾勢3人と近くなりすぎる。韓国組や中国組は文句こそ言わないが若干のアンバランスを感じているかもしれない。クラスが終わってトイレで偶然ヒュンヘと一緒になって「ハードだよなあ」と声をかけると、つらそうに「ハードです」と答えたのでかわいそうになってしまった。それこそ、俺はわかってるよ、と声をかけたいところだけど、、僕は何も言わないほうがいい。見方をかえれば彼にとって社会や人間関係に適応する一番いいトレーニングになっているかもしれない。彼にとっては韓国にもベトナムにもどこにも逃げ場はないのだから。
■年金機構から来た報告の手紙の住所が前のアパートのままになっているので住所変更のために大使館で在留証明を取りに行った。受付のベトナム人女性職員は日本語は上手だけれど「在留証明」の意味が分からなかったようだ。在留届でも変更届でもない、在留届けのコピーのことだとわかるのに手間取った。しかし、外国人ならそれも仕方なさそうだ。
■焼き肉のたれを探しにインドチャイナのシティマートに行って「テリヤキソース」を買った。フットの屋台で始めた焼き肉の櫛で今晩は「肉ドン」を食べようと思った。夜、いつもお世話になっているビンタン食堂のおばちゃんにご飯だけパックにもらって(なぜかタダ)きて、食堂前のフットの屋台で作った「肉ドンもどき」固い豚肉だけどご飯にソースが、、、うま!
あのシティマート。日本人が多いイーオンの店ということで品ぞろえも豊富でいいところだ。知らなかった。