本研究協議会主催で月1回〈十日メール川柳句会〉を行っています。本研究協議会加盟の吟社や会に所属の方が参加できます。パソコンやスマホのメールでしか投句できませんが、今月で22回となりました。6/15(水)に、会員の莱浮さんの協力のもと2回目のZOOM句会をしました。無記名の24句と互選結果を見ながら8人で意見を交わしました。座の句会とはまた違った半リアルの感覚を味わいました。
無料のZOOMを利用しますから40分で切れます。しばらく休んでまた入りなおして2回にわけて利用しました。ZOOMの運命も10年後には古いツールとなることでしょう。いずれは身体が幽体離脱してどこかの会議室に参集するようなことになるかもしれませんね。
ZOOM句会に参加したかたで、了解をいただいた句を紹介します。
題「目利き」(孤遊 出題)
王様の着ている服が見えている 莱浮
骨董の目利きだというゴミ屋敷 楊子
目利きには自信過剰という墓穴 あじさい
スイカ買い目利き違いで漬物に 甘堂
スカウトの目利きの腕が試される 和巳
面接にマスクの下の志 せつ子
見る目があったら結婚などしない 静生
男に目利きなら今頃はセレブ ちえこ
下の写真2件は5/22開催の本研究協議会川柳大会にて配布した第20回までの<十日メール川柳句会 報>です。(いわさき楊子)