震災と詩歌―あの日から、あしたへー
日本現代詩歌文学館で川柳など60作品展示
熊本から平田朝子、黒川孤遊の川柳も
日本現代詩歌文学館(岩手県北上市)は開館30周年記念特別企画展として3月9日から来年3月13日まで「東日本大震災から10年 震災と詩歌―あの日から、あしたへー」を開催している。
震災を詠んだ詩16、短歌18、俳句16、川柳10の計60作品を作者が揮毫した作品と思い、それに作者の写真と経歴を紹介している。地震後5年目となる熊本からは川柳で、
飾らねば時がひたひた押しよせる 平田朝子
がらがらと平凡が割れ皿が割れ 黒川孤遊
の2句が選ばれている。川柳ではほかに伊藤豊志、小林信二郎、雫石隆子、篠原房子、津田公子、野口一馬、八上桐子、柳清水広作の各氏。展示作品の図録を兼ねた作品集も刊行されている。
販売価格は2000円。問い合わせは下記同館ホームページ参照。
https://www.shiikabun.jp/index.html
〈臘梅〉
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