造幣局の通り抜け

　通り抜けたどりついては乙女ころ

(　とおりぬけたどりついてはおとめころ　)

大阪の桜ノ宮で、造幣局の通り抜けが、始まりました
華やかな八重の桜が、咲き競います
なんでも、八重と云っても、１２０種以上あるのだそう
出来れば、ウィークデイにいらっしゃることお薦めいたします
人を見るのか、桜を見るのか、わからなくなりますから


公園への遊歩道の八重桜も、満開です
この花の頃、歳が、８歳ほど、若返るような気持ちになります

山椒の花

　佳き人の見つからぬままおらが春

(　よきひとの見つからぬあまおらがはる　)

山椒の花が咲きました
昨年の１０月にも咲いたのですけどね　
毎年咲きますが、実がなりません
もう一鉢あります、　こちらは、花は咲きません
もうひとつ、花の咲く木が、傍に無いと実が生らないのでしょうか？
鉢を買ってから、かれこれ１５年ほどは、経ちますが

結局、今年も、葉が蝶の幼虫に食べられておしまいなんでしょうか
容赦なく食べます、彼らは。
一枝だけでも、残しておいて～～

ハーブが強く香りようになって参りました
鼻をピクピクさせて、水やりです

若い梅

　若僧も目覚めてしまう初恋や

(　わかそうもめざめてしまうはつこいや　)

薬師寺の小路でみつけました
可愛い梅の赤ちゃん
つい先ごろ花を楽しんだばかりのように思うのに、
はにかんだ時のようなほんのり紅色が、初々しい
産毛も

この梅、梅干しになるのかな？

公孫樹の花（雄花）

　髪セット決まった朝の白帽子

(　かみせっときまったあさあのしろぼうし　)

湿度の高い日は、癖ッ毛がクルクル
短くした髪の扱いに手を焼く私です

今朝は、バッチリブローが仕上がる　

　出かけようとしたところで、
すぐさま帽子を被らなければならないほどの日差しだったのです
　上手い事いかないものです

牡丹の蕾

　龍之介蜘蛛の糸なり花まつり

(　りゅうのすけくものいとなりはなまつり　)

昨日、薬師寺の平山郁夫壁画展へ向かう途中の牡丹の花です
さすが、薬師寺で見ると、何もかも“ありがたく”見えます
取り込んでみたら、蜘蛛が糸を張っております
昨日は、　４月８日、花祭りでした

一度、祖母についていって、「甘茶」を頂いた記憶があります
確かに、甘いお茶だった覚えが微かに

私も、人間出来てません
さあ、記事を書こうとしたところで、小夢さんから電話です
人の都合なんか、全く関係なく、ひとりでおしゃべり
かかってくるのは、決まってブログモードに入った頃なのである
　
さっきまで、“ありがたい”などと、すっかり悟りの境地だった私は、内心
蜘蛛の糸、切れちゃうわね　

斑鳩へ

　みほとけの戒めかもと花冷えや

(　みほとけのいましめかもとはなびえや　)　　（四手辛夷）

お天気が、今一でしたので、勇んでということもなかったのですが
連れ合いさんの打ち合わせにくっ付いて、斑鳩へ行ってまいりました
ここなら、一緒に行ってあげるって場所
このご時勢、お呼びがかかる回数が減りましたね
久しぶりに、カメラを２つも抱えて、トラックに乗って
昼過ぎには、晴れてくれるかもとの微かな期待を胸に

残念ながら、薬師寺に到着した頃は、
雲も厚くなり、寒さも募りました
めげずに、写真を撮りながら、ひとりで薬師寺から唐招提寺を散策です
薬師寺では、丁度平山郁夫さんの壁画展が、催されており
感動の贅沢時間を過ごせました

薬師寺は、曇り空の下でも威厳に満ちております
　　

キクモモ

　カメラ持つ絵筆持つ人春うらら

(　かめらもつえぶでもつひとはるうらら　)

やっとキクモモの花が咲きました
花冷えが、続きましたので、蕾が一向に開かなくて
１０日間ほど、可能な限り、足を伸ばして、様子を伺ってました

明るい日差しに紅色が、輝いて、見る人の気持ちも元気になります

　　

実は、この記事は、昨日ＵＰの予定だったのです
余裕、余裕　の筈が、ＵＰロードした写真の文字が、滲んでしまいます
なんでやろ　
もう一度ＵＰロードしようとすると、今度は、普段使っている写真ソフトが、
うんともすんとも動きません　　
結局、　を再起動させて、復活出来たのですが、
もう、私に、気力が残っておりませんでした

さらに、今日の記事も、仕上げたつもりが、消えてしまって
書き直してます

もう、ヘトヘトです　
祟りか～～　

タンポポ

　出る出ない占いきれず新党や

(　でるでないうらないきれずしんとうや　)

又々、新党騒動です
お顔ぶれは、やや新鮮味に欠けると言うか、
ご体調が案じられる方々です

党大会の様子も、どうも議員さんの損得に重心を置いた意見が、
飛び交っているように、見受けられますが
何と云っても、野党ですからね

あまり深刻に考えていたら、こっちが体調を崩しそうですから
政局については、この辺で

花占い　タンポポでしてたら、
「出る　？」　「出ない　？」　今どっちだったっけ　になりそうです
花びらが、少ない花で占いましょう

はなずおう（紫荊）

　頬ばりし春の風こそ美味かりぬ

(　ほほばりしはるのかぜこそうまかりぬ　)

派手な色のハナズオウが、咲きました
といっても、こんな花の形とは、このクローズUPが撮れるまで、判りませんでした
（ちっちゃいツブツブの花だと、思っておりました）
なるほど、豆科って、納得出来ますね
口にふくんでいる空気が、気温が上がって膨張してきたって感じです

気持ちの良い一日でした
中には、散り初めた桜もあって
カメラを持った人の多いこと！
今朝は、女性が多かったです

花は散ったけれど

　いま一度咲いてみたくもありて春

(　いまいちどさいてみたくもありてはる　)

ハクモクレンが、散りました
花芯が、そそり立つよう存在を誇示しております
何の花が、咲いているのかと思うほど
もう一度、咲いてもおかしくないほど、余力が、残っていそうです

誰かさんも、そんな気持ちが、ちょっとあります
と言うか、もう少し、しっかり生きてきたら良かったのになあ
なんだか、やり残している感あります

今日は、思い立って、長い髪をばっさり切ってきました