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資格への苦難の道

今週プラナリアはとある建築系の資格をとるための講習に通っております。
毎日7時間、講義漬けで4日間。本日で3日終了。

で、問題はその会場。
某労働組合さんの大会議室なんで「選挙闘争本部」なんていう
木の看板が掛かっていたりしますが、
別にそのことには何も問題はありません。
小沢さんの写真だって見慣れれば怖くありません。
そしてこの手の大会議室のネックである椅子ですが、
これが案外悪くなく、腰が痛くなったりしないのもありがたい事です。
(いや、まじでこれは大助かり。長時間の団交とかに備えたチョイスなのか?)
ですが、、空調がっ。
入れれば汗ばむほど暑くなってしまうし、切れば寒いし、
と昨日までもあまり調子が芳しくなかったのですが、
すっかり冷え込んだ今日の午前中、空調からは冷たい風が。。
あんまりにも寒いんでもこもこパーカー着込んじゃいましたよ。
主催者の方も恐縮はされていましたが、
とにかく寒暖の差が激しくてどうにかなりそう。

なんかちょびっと咽いたいんですけど、あと一日、がんばらなきゃ。
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みんみん民法

ようやく明日発送のメルマガの準備終了。
請負をググると、偽装請負とか雇用の方の問題ばかりでてきますねぇ。
請負=工事、な時代は終わったのか。

さて、今回のメルマガ書いてて驚いたことといえば、まず

「委任契約は原則無償」

ということを知ったこと。
ええ、そーなんですよ、設計って委任契約だって言われているんですよ。

「ローマ法以来、委任は高尚な知的労務の提供であって
 対価を得てやるようなものではない(一種の啓蒙活動)
 との認識から無償が原則とされてきた。」

「とはいえローマの時代から有償の委任契約がほとんどである。
 よって通常の委任契約では、
 たとえ報酬を支払うという合意(特約)が明示されていなくとも
 黙示的に存在する(受任者は報酬を請求できる)と考えられる。」

 (以上、Wiki「委任」から引用)

まあ、なんと壮大な歴史があったことよ。
で、これに絡んでもう一つ、でも商人なら報酬請求権がある、らしい、と言う話から、

「会社は商人ではない」

という話題。んな馬鹿な、と言う感じですが、法律系のヒトビトの間では
会社法(<最近改正されたらしい)がどうとか、結構盛り上がっていたりして・・・。
で、最終的には

「2008年2月に最高裁が会社を商法上の商人であると判示」

したそうです。うう。まじっすか。
法律って浮世離れしてるところがあると思ってたけど、まさかここまで・・・。
(浮世とあわせようとした結果、こういうことが再度問われることになった、
 と言うのが正しい理解かもしれんが)

*詳しく知りたい人はこちらを見てね
→ ArakawaさんのBLOG:japan law express エントリー「最高裁、会社を商法上の商人であると判示

自分的にはあんまり深入りしたくないんですが>民法その他法律関係
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あっちの水はうまいぞ♪

白蟻について調べています。
といっても生態とか防除法とかではなくで、業者さん探しているだけなんですが。
悪徳訪問販売業者なイメージの強いシロアリ屋さんですが、
某巨大掲示板でなかなか有意義な意見交換がされていて参考になりました。
いわく、「シロアリ業者でなくシロアリ駆除業者と呼んでくれ!」
いや、確かにそうですね。

そして世界中のあらゆるところ、自然界に人間よりずっと昔から住んでいるシロアリさん、
彼らはただ木の死骸が食べたいだけで、別に住宅を狙っている訳ではないらしいのですが、
運悪く彼らと行き会ってしまうとバリバリと食べられてしまうという人間とは因果な関係。。

ところで、シロアリ駆除業者さんって
これからの地球環境にとってとても大切なお仕事なんですよ。
(木造住宅の長寿命化=シロアリ対策必須!)
ということを主張している本がありました。

我が家を守る簡単アンチエイジング-シロアリと腐れを防いで100年もたせる!我が家を守る簡単アンチエイジング-シロアリと腐れを防いで100年もたせる!
南山和也

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著者は「日本しろあり対策協会」という社団法人の理事さんですが、
ご自身も白蟻防除業を営んでいらっしゃいます。
やや生々しい部分は避けているような雰囲気もなきにしもあらず、な内容ですが、
手軽に読める本としてよく纏まっているのではないかと。
ていうか、協会のHP読んだだけでは「蟻害・腐朽検査員制度」が何かとか、
きっと一般の方にはさっぱり分からないと思います。

まあ、協会に加盟している業者だから安心、加盟していないから駄目、
という訳ではないのはどんな業界団体でも一緒かもしれませんが、
どうもエンドユーザーとの距離感が気になるなあ。
がんばって啓発してください!!消費者も業者も。

あと、今回いろんな業者さんのHPを廻って思ったのは、
調査無料がほとんど、その上、防除工事費も安いなあ、という点。
そこに床下換気扇とか調湿材の販売が絡んできてしまう元凶がある?
(勝手に基礎はつるな!)
いきなり詳細調査をしても意味がないというのも分かりますが、
調査の段階や工事との関係を明確化して、
ちゃんとした技術料をとってしかるべき業界だと思います。
やたらと薬撒いてる(<某未加盟業者さんの主張)場合じゃないっす。
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実用?ハウツウ?


「活字よしなしごと」、ではなく、「仕事から半径30m以内」に区分してみたわけですが。

地球にやさしい家に住もう地球にやさしい家に住もう
山岡 淳一郎

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マンション崩壊」など、なかなか読ませるノンフィクションを書いた著者ですが、
この本は良くも悪くもヌルイです。
タイトルや装丁から受ける印象そのまんま、ですね。
プラナリアは外断熱派なんで、同じく外断熱派の山岡さんの著書は嬉しいはずなんですけれどもねー。
ルポとして軽く読んでください。技術的な間違いが散見されるのは致し方ないか。
(外断熱じゃなくても捨てコンは打ちます(苦笑))

欠陥住宅に泣き寝入りしない本欠陥住宅に泣き寝入りしない本
吉岡 和弘

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古書価格なんと1円~だそうで。
まあ、10年前の本だから、内容が古い部分もあります。
ですので、「泣き寝入りしない」ために読むには上手くないわけですが、
しかし、これから家を建てようという人で、欠陥建築について気になっている人には好適。
全体像が見えるし、非常に重要な指摘がされていて、勉強になります。
(でも「欠陥建築を見抜く方法」の章が一番役に立たない、というか素人では無理)
ただ、この10年で一番変わったのが欠陥建築をめぐる裁判ではないかと思うので、
関連部分(「これが「欠陥住宅裁判」の実態だ」)を読んで
あまりダークな気持ちにならないようにお願いします。
たぶん今はここまではひどくない。
ので、ここのところは最新情報で補ってください(って適当な参考書が思い当たりませんが)。
あと、外国のインスペクション制度や保険制度について紹介されているのも貴重ではないかと。
(日本でも義務化されます>住宅瑕疵担保責任保険)

しかし著者の「建築検査官」とかいう肩書きはなんじゃら、と思ったら千代田区の人だったのですね。
かの区は工事中の鉄骨建築の欠陥摘発で名をはせたことがあるのです。ですので、発言の重みが違う。

一見した印象ほどちょろくは無い本。1円なら買いです。
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合格したみたい。

この歳になって試験を受けるのも嫌ですが、落ちるのももっと嫌。
幸い受かったようです>CASBEE戸建評価員試験。

講習だけではなれないんですよねぇ。
一応、週末勉強してテキストに見出しラベル貼ったりした成果があったか(笑)
まあ、実務上少しは役に立つ知識(資格が役に立つかは不明)なんで、よかったっす。
でも登録するのにまたお金取られるんだけどね。

今度試しに自分が設計した住宅の評価をしてみようかな。
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