怖いのはシロアリじゃなくて。

耐震補強とキッチンリフォームを微妙に組み合わせて予算内に納めるという
やや危険な領域に踏み込んだリフォーム工事が始まりました。
で、さっそく問題発生。
まあ、仕上を剥がして構造を見始めると色々と問題が出てくることは予想されているので
あんまり驚いてはいないのですが、本当は驚かなければいけない。

この建物の四隅には耐震性の向上に効果があるとか何とか言われてつけられてしまった
写真のような一見ごっつい金物が付いていていましたとさ。
＊この金物に効果があるかどうかは全くわからないんだけど、
木耐協加盟の工務店でもこの金物をHP上でお勧めしているところが何社かあったので、
「こんなものには効果はない」と言い切るのはやめて置きます。
誰か詳しい人教えてください。

で、写真をクリック！してもらうとあら不思議な光景が。
右側のベニアは解体した外壁を仮に塞いだもの。で、その左側、本来柱があるべきところが・・・
スカスカでな～んにもありません
それはそれで困ったことなのですが、シロアリの被害とはかようなものなのであって、それ自体は起こりうること。
何がオソロシって
「この金物を付けた段階で既に柱はこの状態だっただろう」
ということ。
つまり、取り付けた人間には（仮に仕上で隠れていたとしても手ごたえで）柱が無いことは確実に分かったはず。
でも　知らん顔して帰っちゃった　んですよね・・・。
この良くわかんない金物の代金数十万円なり、を懐にしてね。

















・・・怖いのは、人間っす。