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雲の上で耕す人々


駒澤大学の構内にある耕雲館(現「禅文化歴史博物館」)の見学に行く。

 

↑ 一見ここが正面玄関に見えるが、実は違う。 ↑ こっちが本当の玄関。

外から見ると横っちょから入るような印象だが、内部に入ると納得。
で、内部の写真なんですが、許可を得て撮影はしているのだけれども、
公開には別途の許可が必要ということで残念ながらご紹介できない。
実はこの建物のメインは旧閲覧室のステインドグラスで出来ている天窓なのだけれども。

さて、そのステインドグラス、写真等でイメージしていたより色が抑え目で上品、
それこそ天上からの光を思わせるすばらしいもの。
是非皆様も一度体験しにお出かけください。

ところで天窓がステインドグラスだけでは当然雨漏りしてしまうので、
実はその上にガラス製の本当の(?)屋根が掛かっている。
で、今回は特別にそこまで上がらせて頂いて、屋根を支える鉄骨なども見学。
これが仙台メディアテークみたいでなかなか素敵だったのだけれども、そこはやはり裏方。
大きなガラストップライトのある小屋裏空間は夏は大変な温度になりそうだ。
補修工事を担当したステインドグラス屋さん
「夏ここで仕事するのは地獄だぁ・・・」
との発言に一同納得、天上の光を地上で実現するための
ステインドグラスという雲の上での職人さんの苦労に思いを致したのであった。

(と殊勝なプラナリアなのに何故かおみくじは末吉(しかも結構厳しい)。なんで?)
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