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モダン深川探訪

知人と縁ができたりなくなったりのモダン建築を拝見してきました。

ますは「深川東京モダン館」として再生された「旧東京市営深川食堂(1932)」。
すっかり綺麗になって、な外観ですが、内部階段のモザイクタイルもご覧の通り(左)。
昔外からのぞきこんで「ああ!」とか「おぉ!!」とか言っていたのが懐かしい。
二階の展示も常設でもいいんじゃない?な内容がなかなか良く纏まっていて楽しい。
 
右は以前も紹介した某集合住宅(1933)の階段室。
同潤会の集合住宅がほぼ全滅してしまった現在、良好なメンテナンス状態の本建築はますます貴重。
廊下や階段といった公共空間が広くて明るいので、防犯・防災上も安心感があります。

こちらはその中間にある鉄筋コンクリート造長屋「旧東京市営店舗向住宅(1928)」。
多くが改変が激しいだけでなく、メンテナンス状況も良くないのは寂しい限り(左)。
 
運河などの残るこの地帯には個性的な橋もいくつかありますが、今回見たのは「緑橋(1929)」(右)。
アールヌーボー風のリベットうちまくりの腕木?が素敵ですが、
区のHPの全景の写真では全然その魅力が伝わらない、というか、
我々も近づくまでまさかこんな洒落た橋だとは思っていなくて思わず狂喜(笑)。
でもこんな時に限ってメモリーカードの残量が(とほほ)。
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