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展覧会弐題


ポスター同様、会場構成にも気合の入ったロドチェンコ展@gddギャラリー。
最終日(3/27)に駆け込み。


ポスターと同デザインの案内葉書は矢萩喜從郎氏のデザイン。

グラフィックデザインのエスキースが見どころか?
個人的にはやっぱり写真に惹かれます。
図録が1,000円とお手頃価格なのも嬉しい。

こちらはまだ会期に余裕がある鉄川与助の教会建築展@リクシルギャラリー、
本日(4/4)参上。
味はあるが上手くない、なんて言ったら怒られそうだ。


案内葉書の表裏で割印になっているのが面白い。

鉄川与助というと東京からはるか離れた長崎の離島で
コツコツ教会建築に取り組んだ棟梁建築家、というイメージだったのですが、
良い意味で裏切られました。
お洒落だし、家業(代々大工棟梁)を長崎では結構大きな建設会社にまで育てたみたいだし、
若い頃から月に一度は上京して建築学会の講習に出て勉強していたみたいだし、
近代的な経営者としての才も、最新の技術を学んで使いこなす才もあった
なかなかにモダンな人だったみたいです。
小学校しか出ていないのに建築学会の会員だった(しかも推薦者は当時の会長らしい)、
というのも経緯は不明らしいけどとにかく凄い。

あと、明治生まれだけど(M12・1879生)97才と長生きされたんで(1976没)、
一級建築士(建築士法は1950年制定)にもなっているそうな。
なんか凄い建築人生だなぁ。。。
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