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オフィスに潤い-a

先日クライアントと現場に行った時に、お庭に生えていた水仙を頂きました。
殺風景なオフィスにお花があると、それだけで心が和みます。
ありがとうございました。
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協働会館の辿って来た道、そしてこれから

東京・芝浦に協働会館と呼ばれる大型の木造和風建築があります。
その協働会館の一角に残されていた、古い「赤旗」。
この建物のたどって来た、ちょっと変わった歴史を思い起こさせる遺物ですね。

1936年に花街の事務所である「見番」として建てられた建物で、戦後は港湾労働者の宿泊所として東京都が使用してきました。
数年前に宿泊所としての使命を終え、今は空き家となっています。
屋根からの漏水等が生じていますが、構造的なダメージには至っておらず、まだまだ再生可能な状況です。

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公団の空が広かったころ

京王線の千歳烏山駅そばにある公団の団地。平屋の棟割長屋形式の建物が点在する、のどかな風景の公団住宅です。が、よくよく見れば、壁はコンクリートブロック積みではないですか。いくら1950年代、まだまだ日本が貧しかった時代とはいえ、この思い切りの良い材料の使い方は、さて・・・?
実はこれ、今で言えば、デザイナーズ物件とでも言えるような建築でありまして、設計は前川國男さん(東京文化会館や紀伊国屋書店@新宿の設計者です!)、担当者として図面を引いたのは、後に、(先日紹介した)栃木県議会棟の設計者となる、若き日の大高正人さんであったとか。公団からの委託であったので、兄弟分が阿佐ヶ谷と、噂によると千葉の某所にも残っている、と言われております。
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