クリ☆エリーの散歩道

☆2013・5 北海道に移住
     エリーはいなくなったけど 
     クリ!たくさんお散歩しようね。

思ったこと

2005-10-06 14:20:56 | 日々の出来事と写真
子供叱るな来た道だ
  年寄り笑うな行く道だ
           
「この歳になって 83歳なんだけどね 今まで感じた事のない寂しさを感じているんだ
 散歩に行っても人に会わないしな 寝てるのが一番楽なんだけどそうもいかん
 少しでも歩こうと頑張ると後で足が痛い 耳が聞こえないのでテレビを見てもつまらん
 目が悪いので本も読みたくない 頭も痛いしいつもどこかが痛いしな 寂しくて死にそうだよ
 こうして出会った人捕まえては話をするのだが 毎日という訳にもな 話を聞いてもらえると嬉しくてな
 不思議とこうしているうちは どこも痛くないんだよな」

話をしながら クリ エリーの顔を嬉しそうに眺めながら時々触って「可愛いな~
 欲しいけどこの歳じゃもう飼えない 自分が先に逝っちゃうしな」

          
この話を聞いて先日チョコの日記のチョコさんがこの頃の楽しみ 
 と題されて書かれていたのを思いだした。
肩の治療のため毎日整形外科の理療室にマッサージや電気を当てに通って
 来ている方達と話をしたり 漫画を読むのが 楽しみと
 
そういえば 医院の待合室 朝早くは井戸端会議場と化している
特に整形は 毎日同じ人がせっせと通い楽しそうに話をしている姿が
「毎日来なくていいんですよ 隔日とか一週間に2回とかで
 雨が降ったりすると足下悪いから滑って転ぶ方が大変だからね」
 でもやっぱり毎日通っている
 そして 「そんなに貼ったら風邪引くよ~」くらいの湿布をもらって。
 そうか~ 病院にくれば話す相手がいる 優しく声をかけてくれる看護士さんもいる
 わいわい がやがやにぎやかな声がしている これなんだ!
  あっ チョコさんはお若い方ですからね~
              
ある医院に 畳の部屋に火鉢をおいた待合室があったそうです
 改装されたあともその部屋はあったそうです
 それを聞いたとき すごい先生だなと思った

これから自分も歳を重ね もしかしたらいつか自分も
 寂しさに押しつぶされそうになる時が
 無性に人恋しくなる時が訪れるのだろうな