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ザ・ラーメンガール

2009-09-29 12:14:35 | 西田敏行

2009年放映の映画「ラーメンガール」をDVDで見ました

実際の撮影は2006年にされているので、ずいぶんと年月が経っての放映です

それと、広島では上映されなかった映画でもあります

これだから、地方は、寂しいというか、悲しいというか、惨めというか

<ストーリー>遠距離恋愛の末、彼を追って日本にやってきた主人公ブリトニー。しかし、いささか、先走る彼女をもてあます彼。大阪での仕事を期に、お荷物の彼女を残して大阪へ、とっとと行ってしまいます。何とか連絡を取ろうとする彼女だが、彼からは無しのつぶて、アパートのベランダから見える「中華そば」のお店の明かりを見つめながら、一人お酒を飲む彼女。ある日とうとう自分の惨めさに泣きながら無意識に明かりが残る「中華そば」のお店へ飛び込むと「店じまいだ」と店主西田に邪険に断られますが、泣きながら、自分の惨めさなど、胸につかえているもろもろを英語でまくし立てます。とにかく何を言っているのかわからないが、泣かれるのでしかたなく、西田はラーメンを一杯作って、食べさせます。そのラーメンを泣きながら食べ、食べ終わる頃には、そのうまさに見せられて、汁も飲み干してしまいます。
それから、何をやっても長続きしないと両親に言われていたブリトニーは、あきらめさせるため、トイレ掃除、床掃除などなど、どんなに辛く当たられても、追い出されても、最後までやりぬき、最後にはのれんわけならぬ、赤提灯わけをしてもらいアメリカにお店を出すまでの内容です

とにかく、日本の映画にアメリカ人の彼女が主演したような感じの映画でした
西田敏行さんも、DVD内のインタビューでそのように言ってます
すごいなぁ~と思ったのは、日本語と英語が混ざることがありません
日本人は一言二言は英語を言っても、すべて日本語だし、彼女も99%は英語です
西田さんと店で喧嘩をし言い合うときもそれぞれ日本語と英語です。
やっと弟子になってから、ラーメンのだしを教えるのでも、日本語と英語です
だから映画の中でも、お互いが何を言っているのかわからないという場面が多々あります。
ですが、お互いの表情、態度、時々辞書で、不思議に心を通わせていきます
さすが西田さんの演技は、息子のことで傷つき、心を閉ざしている、頑固一徹の職人肌のラーメン屋の親父を実態のある演技で、すんなりと演じています
お店の常連客達を演じている人々も、演技達者な人たちばかりでした
ブリトニーは見るからにアメリカ娘、金髪のロン毛に大きな瞳に、ハイヒール。
西田さんとブリトニーのぶつかり合いがとても楽しくて、はらはらして、おかしくて、ちょっと涙も出てと、良い作品になつているなとの感想を持った

 

  

もし、興味がおありの方は是非ご覧あれ

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