以前『舟を編む』という本が2011年に映画化されたと思う
見られた方もいるでしょうが、私は映画も、本も見てません
本当はとっても興味があったのに、なぜかわかりませんが・・・
・で、少し前になるが、WOWOWだったかで放送があったとき
録画をして見た・・・面白かった
・で、先だってBSジャパンで「知られざる国語辞書の世界~ことばサミット」
の文字を見つけ、見た
『舟を編む』へ主演の松田龍平さんも、他のタレント達と出演していた
サミット出席は7種類の国語辞書の編集者の方々
その紹介・・・
★ 『広辞苑』岩波書店
★ 『岩波国語辞典』岩波書店
★ 『三省堂国語辞典』三省堂
★ 『明快国語辞典』三省堂
★ 『大辞林』三省堂
★ 『日本国語大辞典』小学館
★ 『明鏡国語辞典』大修館書店
映画を見て思ったのが、辞書に載っている言葉の説明は、あのようにして
言葉集めをし、生きた意味が書かれているということだ
又、テレビの中で言っていたが、どの辞書も同じに書かれていると
私もず~と思っていた
分厚い辞書はこまごまと、そうでない辞書は簡単に・・・
でも、違うんですねぇ~
もちろん、間違った内容が書いてあるわけでは有馬温泉
以前から、辞書を読むという言葉を耳にしていたが、その意味がわかった
辞書は1891年『言海』と言う名で、17年の年月を費やし「大槻文彦氏」が
初めてたった一人で作り上げたそうだ
彼は文部省の役人であったが、最初は文部省の命令でとりかかったのに
出来上がったら、自費なら出版してもいいと言われたらしい
家族も亡くし多大な犠牲を払っての完成だったが、日本初の辞書作りには
大いに充足感を感じたことだろう
エピソードのひとつに『露命=はかない命』という言葉を載せる時、家族を
思い涙したとのこと
又、辞書の紙は特別で普通の本の約半分の薄さ、にも関わらず強度は約1.5倍
指に吸い付くような質がベスト
そんな薄さなのに印刷の裏写りがしないのは、普通の用紙は「広葉樹」を使用
辞書は繊維素が長く広い「針葉樹」を使用の上、「チタン」が混ぜられているため、
光が散乱し吸収されるからだとか・・・
悲しいかな、我が家にも大小取り混ぜて、何冊かの辞書が本棚に鎮座ましましているが
め~~~~ったに広げたことがない上、上記の辞書がなんと一冊もないときてる
まっ、上記の辞書だけが辞書ではないので、それはいいとして、暇なうえ、
言葉を知らない私にはうってつけの読み物ではないかと、反省した
2時間の放送だったが、興味深くてあっと言う間に過ぎてしまった
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