茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

1998老鉄観音

2021-01-28 21:37:00 | 中国茶・世界のお茶


とうとう2021年1月の時点で、一億人のコロナ感染者がでました。歴史の教科書に残る全人類の大惨事です。

現代とは思えないのショッキングです。

先行きが不透明で、ガタ来ている感じもしなくはないのですが…

こんな時、やはり喫茶去

広州で購入した1998年の鐵観音(略称 老鐵)を淹れました。

艶やかな茶湯の色にうっとり。
年の重ねを感じる風味や口当たり
穏やかで底力強い。

保存用の陶罐は、「貴政山」と呼ばれるもので、潮州人が昔から錫の茶倉とともに茶葉の保存に重宝されたものです。


2017拓富后

2021-01-23 09:51:00 | 中国茶・世界のお茶


外はしとしと
着物の着付け、習ってから三ヶ月経つ
今日は初級の最後の補習日
雨の予報で 明日の修了式を欠席することにした

これから銀座校へ
はじめて自分寸法の着物とご対面

朝早く目覚めた
昨日潮州式で淹れた2017単叢拓富后がとても美味しかった

世界中コロナが相変わらず収まらず
期待していたワクチンの開発も
思うようにうまくいってないようで
このまま世間のどなたとも隔たる日が
いつまで続くだろう

水仙の淡い薫りに
心が少し癒されます




悟源澗肉桂

2021-01-11 10:55:00 | 中国茶・世界のお茶



どなた様から頂いた悟源澗肉桂かしら

力強いでありながら
茶湯が口の内側に当たる際のまろやかさと豊満感に満足

好きな馬頭岩肉桂と共通するものがあるなあ、と思いました。
調べましたら、悟源澗の南麓に馬頭岩があります。

同じように、水帘洞も慧苑坑に行く途中にあるため、風味が似てます。

土壌の特徴に影響されて茶の味わい、興味深いです。






馬頭岩肉桂

2020-12-19 21:54:00 | 中国茶・世界のお茶


12月11日
長年頸部にあった良性腫瘍の摘出手術を行いました。

長年私の体にあった腫瘍の摘出
あえてコロナ祸の中で行うことに
私の様々な思いがありました。

術後の苦痛や生活の不便も予測していたのですが、
幸い思いのほか順調に回復し、
懸念していた肩や腕の筋肉の衰えもなんとか自主リハで取り戻しつつあります。

手術に踏み入れでき、
術後も万全な体制で迎えることができたには
身内の方々の援助があったからです。
とくに娘の成長を見られた事が幸いの出来事です。

そして遠方にいながら支えてくれたある方から、四種類の正岩茶(馬頭岩、慧苑坑、九龍窠それから百年水仙)を送ってくださいました。

四種類の岩茶の中、
馬頭岩肉桂が一番のお気に入りでした。
覇気が口中に溢れ
傷口を癒してくれます。
おかげで、
周りの景色が日常に取り戻していきます。

心の温まった2020年末の思い出でした。



大庵団樹葉

2020-08-28 14:04:00 | 中国茶・世界のお茶
隣りの家の百日紅(サルスベリ)が咲き誇るこの頃

今日は単叢茶の
大庵団樹葉(桂花型)を淹れました

昨年の団樹葉 頂いた時
ピントくるものが
記憶になかった

今年の団樹葉
昇り上がる湯気とともに
上品な金木犀の香りが漂いました

たまたまうまく淹れられたのか分からない
あえて煎と煎の間 しばし時間を空け
まとわりつく余韻をたっぷり味わい
ぼーっとしていたい

大吟醸じゃ
と家人に一杯渡しましたらこう言った

本を開き
桂花型であることを確かめました

試飲用の分だけ頂きました
これ買い求めるしかないですね