彼女にはお菓子の神様が付いている
とさえ思う時があります。
そして、お茶のことを熟知しているからこそ、
茶菓子づくりにおいては世界一かもしれません。
酒醸(=中華麹)仕立ての苺湯圓は
私を「郷愁」に誘い、
口の中でピリピリとくる塩気の効いた
鯖のおぼろ鮨桜葉包は、
春摘みたての台湾三峡熊空碧螺春の良さを
引き立てます。
贅沢な蜜香紅茶アイスクリームは、
あと五個分頂きたいとおっしゃるお客様がいました。
私もその気持ちよ〜くわかります。
バラジャムを練りこんだ薔薇のバターケーキ、
ヒロエさんが雲南薔薇ジャムに興味をもち始めたことを私も知っています。その努力が伺えた一品です。
誘って頂き口福の週末でした。
見渡す都心の街や代々木の森を眺めながら、スペシャルの時でした。
オーナーさま、ヒロエさん、ご一緒の皆様、
ありがとうございました。
また誘って頂けましたら嬉しいです。
【茶譜/茶菓子】
野放武夷白茶
2018文山包種 / 草莓湯圓
2019台湾有機碧螺春 / 鲭のおぼろ鮨桜葉包
2013年花蓮蜜香紅茶 金奖茶/ 薔薇のバターケーキ