中国茶の友人に、書道の展示会に誘って頂きました。
力強い夏目漱石の言葉を、比敵するほどの筆致で綴った友人の作品。文字数の多い作品、字のバランスは難しそう。どのように構想していたのでしょうね。先穂が竹の筆とは、どのようなものなのか興味津々。
写真の構図がいつも素晴らしい友人の作品。書の作品も、実は構図が大事だ。紙選びは、茶席作りの考案に共通点がある気がした。
代表的な二つの作品、昼からお二人の創作背景を伺うことができた。おかげで、展示会場で実物を拝見したとき、作者のそれぞれの思惑が、一層面白く感じた。
中国茶友が大好きなのかもしれない。一つの趣味にこだわりつづ、それぞれ色んな引出を持っている。一緒にいて、話しを聞くだけで、広がるディープな世界に、今日も心が満たされた。
ありがとうございました。