9月21日 KADOKAWA出版より 『中国茶のこころ 茶味的麁相(ちゃみてきそそう)』が発刊されます。(中国茶のこころ KADOKAWAと検索)
中国で最も注目を集める茶人の一人、李曙韻(リ シュウユン)氏が語る、中国茶の世界を深層に描きだす翻訳本。
美しい茶席や茶空間の根底に何があるか、私自身感銘を受けた一冊です。
四年前、富田直美さん、浦川園実さんと私 田中優伊の三人が翻訳編集チームを結成、日本語版のプロジェクトに挑みました。台湾の写真家、蔡永和氏による情緒ある写真とともに、日本語版は、文化評論家としても活躍されている陶作家の安藤雅信氏に監修して頂き、原書にないインタビューや現代中国茶道具などの詳しい解説を加えました。
茶の湯もたしなむ、若き装丁家 菅渉宇さんに装丁デザインをして頂きました。一新した日本語版表紙にもご期待下さい。
発売日より約一週間後、東京都立産業貿易センター・台東館で開かれるエコ茶会にて発刊記念イベントの第一弾を開催します。
イベントの内容や予約方法は、エコ茶会HPにてご確認ください。
☆9月29日 セミナー「新刊『中国茶のこころ』と茶家十職の世界」
翻訳編集チームから見た茶人李曙韻氏と彼女の世界観を解説。このプロジェクトを通して今の心境も話す予定。
☆9月30日 ミニイベント「茶席『中国茶のこころ』〜泡茶の変遷」
本書では淹れ方や茶器の変遷に多くのページを割いています。
淹れ方の違いを楽しんで頂ければと思います。
茶淹れは翻訳編集チームの三名で行います。
お申込みの受付は、2018年8月29日21時よりスタートします。
会期中は、書籍販売ブースで新刊の販売もしております。
私もエコ茶会の二日間に合わせて一時帰国します。
会場でお会いできるのを楽しみにしております。
それ以降も発刊記念イベントが企画されています。私は不在になりますが、合わせて宜しくお願い致します。
詳細は決まり次第、告知させて頂きます。どうぞ乞うご期待。