茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

アイガー

2023-07-12 21:34:00 | 街散策・旅行



アイガー(Eiger)は、ベルナーアルプスの一峰でスイスを代表する山。標高は3,970m。高山植物を鑑賞しながら、愉快なハイキングでした。


しかし、ネットで「アイガー北壁」と検索してみると、かつて沢山の登山家が命を落としていた事が分かる。



一方、のんびり山を眺めながら足湯(水は冷たい)を楽しむファミリー。スイスならではの風景かも。


山歩きがこんなに楽しい。
山間の湖に雪山が綺麗に映る。


ランチを頂いた展望台にあるレストランにて。読書する髭のかっこいいおじさんと雪山、絵になりますね。



いつかまた季節を変えてスイスの山々を会いに、と旅の最後に思いました。



氷河鉄道もなかなか良かった。
世界の車窓という番組に登場した氷河鉄道。ガラス張りで山々の景色が大変見やすくなっていて、車両での食事も、カルチャーを味わった良い経験でした。






シャモニーモンブラン山頂

2023-07-07 12:46:00 | 街散策・旅行

Mont-Blanc中腹にある展望台




「このどんよりした雲を突き抜け、さらに千メートル上では晴天が待っているかも」

四年ぶりの海外旅行先に、スイスの山々を選びました。

この日、国境を越えてフランス領でヨーロッパ最高峰のモンブラン山頂(4248m)へ。

ぎゅうぎゅう詰めのゴンドラの中、誰もが心の中で山頂の晴天を祈りました。男性のつぶやきが聞こえました。

高度はすでに三千メートル以上。




ドライアイの目がひりひりし、痛くて涙がでてくる。少し船酔いの感じもして、これ、もしかして高山病の症状?

ゴンドラの高度がさらに上がるにつれ、グレーだった外の景観、突如明るくなり、眩しいぐらい青に変わりました。




このような雄大で荘厳な景色を肉眼で見たのは生まれて初めてです。

雲の遥か上で快晴の空とモンブランが待っていました。



撮られるより、撮るのが好き。
人間を入れると、山々がいかにも雄大なのか、分かりますよね。

さて、下山してスイスへ戻ります。


マッターホルン

2023-07-07 11:29:00 | 街散策・旅行


にぎわうマッターホルンの麓、ゼルマット(Zermatt)。成熟した観光地。国旗のほか、町に掲げる旗の数々。

早朝4時起き、マッターホルンの朝焼けを一目で観ようとして、アクセスも楽だというスネガ駅へ向かった。


前日から山頂の雲が消えず、東側が明るくてなってきてもせいぜいこの明るさ。




ホルンとは、鹿の角という意味らしい。広告に出てくるような黄金色に輝くマッターホルンは、今回お目にかかれなかったけれど、雄姿でした。さすがスイスのシンボル。素晴らしい景色を目に人の表情が緩む。ここでも、何組のカップルの写真を思わず撮りました。撮るのが楽しいです。




街から眺めるマッターホルン
川は山の雪水から流れてきています


街の建物も日本人に馴染みのあるダークウッドの建築が多い。


スイス国土の左にフランス領、右にイタリア領に近隣しているため、言語も地域ごとに異なる。お料理も西側にフレンチの店が多く、東部にイタリアンが多いようです。ゼルマットで頂きました美味しいイタリアン。



スイス料理は全般に塩辛い。
ラクレットを頂いた一食。らっきょう入りピクルス添え。
チーズはやはり美味しい。
ブラッターもラクレットも。
帰ってきてから、何度も家族に楽チンのブラッターを出すようになりました。笑












国宝展と正倉院展2022

2022-11-05 17:01:00 | 街散策・旅行


トウハクの国宝展にて
南宋の山水水墨画を目の前にして
雄大な山水を描くことと対照的に
人間は小さく小さく描く。
そんな時代でした。
我々人間はあくまでも、
千年の自然に通りかかる一人の客にすぎません。
そんな事を悟らせた気がいたします。

同展の竜首瓶のシリエットと精巧な造りも印象的でした。

トウハクの翌日に、
家族と京都奈良へ。

大河内山荘の展望台から京の町を俯瞰。
色づき始めた京の紅葉は麗しい。


金閣寺の美しさは、
歳を取ると共に
わかってきた気がいたします。
水面に映る煌々たる金閣寺と広がる青空、
ずっと目に焼き付けていたいのです。


この時期西へ行く最大な目的は正倉院展。
大きな銀壺に施された繊細な図紋の前で暫し見惚れ、
年月とともに落ち着いた色合いを観て心が和む。
小物では象牙や鹿角を嵌めた如意が印象的で私好みです。

今日も古のお宝を沢山観てきました。
いにしえの時代と人々を近く感じた日でした。
主人に「ほんとにお宝(国宝)が好きなんですね」
と揶揄されました。

沢山の本物を観て
目を養いたいのです。

心が満たされて帰路へ。





親子旅-京都2021

2021-12-25 09:03:00 | 街散策・旅行


年の締めくくりに、二年ぶりに娘と恒例の親子旅へ。
今年は京都へ。
そして今回のテーマは食。

初日はなき日本画画家竹内栖鳳ゆかりの邸宅SODOHでカジュアルイタリアン。

リズナブルで雰囲気もよく
人気な理由が分かる気がします。

和窓から差し込む陽射し
料理が映えます。

食後、近くの高台寺にある涅槃壁画を娘に見てほしかったです。本人も圧倒されたようです。

二日目は、二条城至近のザ三井ホテル都季レストランにしました。かつて三井総領家ゆかりの邸宅跡。






回遊式庭園を眺めながら和とフレンチの融合した重箱弁当を頂く。和のお重も白味噌仕立てのホタテ汁も特に美味しかったです。



食後に、ケーキワゴンが目の前に運ばれてきました。一口ずつ小さなケーキが用意されたのも嬉しいです。


旅の最終日はイブにあたり、
リッツ・カールトンのラ・ロカンダ


フレンチとイタリアンの境界線がもはやなくなっているが、どの品も手が込んでいてとても美味しかったです。


イタリア語のロカンダは旅館と言う意味らしい。
レストラン内に移築された夷川邸も必見。





年の瀬、京都にして良かったです。
メリークリスマス🎄✨