天地間の万物が芽生え、生気を発動し、新しいものがうまれてくる、春の三ヶ月。一方、この時期では、心持ちがたかぶり、怒りやすく、東洋医学では、いわゆる「肝の気」の亢進という。
生ぬるい日常に心が揺さぶり、鈍麻になってしまった本来の感覚に、怒り出したりする人、周りにいませんか。
今日のお茶は、以前、母がくれた春の花草茶ー養肝茶。独特の芳香をもつ、心持ちを鎮める。
この時期の養生食材として、芹(セリ)やウドがおススメ。食べると肝気を鎮めると、東洋医学のバイブル『黄帝内経』では、春の養生について、このように述べた。
ほかに、大いに心をはげまし目を楽しませる。
精神生活を大事にする。
自身を顧みる。それまで気が付かなかった新たな扉を開いていこう。
有意義なステイ・ホームを過ごそう。