今週に入ってから、中国語教室を秋の模様替えにしました。
ピラカンサスのオレンジの実をしつらえました。「中国名は「火棘(かきょく)」といい、別名は橘擬(たちばなもどき)。昔の知人と同姓同名(笑)。
その右側に飾ったのは、中国の「鼻煙壺」と言われるものです。秋らしい風景の絵柄が理由で選びました。私が持っているものは、高価なものではありませんが、清の時代では、嗅ぎ煙草の容器としてとても流行っていたそうです。
人気ドラマ「宮廷女官 じゃくぎ」にも登場していた小道具です。四番目の皇子(のちの雍正帝)が、主人公のじゃくぎに、鼻風邪を治すためといい、自ら鼻煙壺の絵を施し、プレゼントしたシーンがありました。
鼻煙壺の絵柄は、瓶の内側に細い筆を入れ、内側から絵を描くのです。実際、繊細な技術をもつ職人技です。
現代では、装飾用として使われることが多いです。こちらの鼻煙壺は、可愛いらしい猫達が遊戯していたり、くつろいだりしている様子が描かれています。
教室にお越しの際、良かったらお手に取り、ご覧になってください。
今週はそんな中、生徒さんと一緒に、中国語を勉強した後、一服の中国茶を楽しんでおります。
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KYM中国語教室
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