悪口を言うことが好きなひとではなくても、仕事に関しては人の悪口を言う傾向にあります。
僕は、そんな悪口をけっこう聞きます。(自分では言わないようにしています)
営業数字ができない=仕事ができないというものなら明確なのですが、それ以外の目には見えないスキルで悪口を言う人が多いです。
「あの人は事務ができない」とか、「PCスキルがなくて仕事にならない」とか、「プレゼンスキルがダメで、トレーニングを受けている人が理解していない」などです。
こういうことをその人の上司が言うのはまだマシで、最近は20歳代後半から30歳代前半の人が、40歳代(またはそれ以上)のことについて話をしているのです。
後輩や部下から言われています。
そして、その指摘は大きく外れていません。
第三者の立場でこの状況を見ていると、その原因というか理由がなんとなくわかります。
その理由とは、「真剣に取り組んでいない」ということです。
合格点に達していない項目があっても、それを合格点まで持っていこうとする真剣さがないのです。
同じ会社に勤めているサラリーマンは、さほど能力の差があるとは思えません。
しかし差が開くというのは、取り組みに対する真剣さの違いだと思います。
毎日を真剣に過ごしている人と、だらだらと過ごしている人の違いは大きいと思います。(僕もあるときだらだらと過ごしてしまったことを、後悔し反省しております)
いままでの自分の仕事経験が真剣になることを妨げているというか、ある程度の年齢が自分のスキルを過信してしまっているように感じます。
真剣に取り組んでいないのは「目標」を見失っているからかもしれません。
20歳代後半から30歳代前半の人は明確に、「この位置まで行こう!」と真剣に努力していますが、40歳代以上はそれを見失っているのではないでしょうか。
僕も40歳代、自分の目標を明確化しなにごとにも真剣に取り組んで行きたいと思います。
今日も張り切って生きましょう!
しん‐けん【真剣】
1.(木刀・竹刀などに対して)本物の刀剣。本身ほんみ。
2.まじめ。ほんき。真実。「―なまなざし」「―に取り組む」
ほん‐き【本気】
まじめな心。冗談や遊びでない真剣な気持。また、そのような気持で取り組むさま。
[株式会社岩波書店 広辞苑第六版]