KYO‐Gのコラム

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パナソニック食器洗い乾燥機NP-TSK1のレビューから、食洗機の導入とスリムか?分岐水栓か?の話

2021年12月05日 10時45分26秒 | 家電



この商品を購入しました。

先に言いますが、これを買うなら今です。



だいたい2000円くらいの洗剤が全員にもらえます。
食洗機って経年で値段が下がらないので、値下がりをまっても下がりません。
であれば、このキャンペーン中に購入してしまうのがいいです。

さて、レビューに入ります。

スリムタイプの食洗機です。

洗いあがりは10年くらい使っていたPanasonicの食洗機と比較となりますが、古いものは洗いあがりにムラ(洗えないところも出てきた感じ)がありましたが、この製品はそれとは比較にならないほど問題なくきれいに洗えます。(古い製品と比較してもねぇ・・・)

まったく洗い残しというかそういう痕跡がないかというと、たまにあります。
そういう洗い残しが許せない方は、買わない方がいいです。

あと、けっこう音がします。

レビューを見ると、「うるさい」と思う方がいるようなので、音に敏感な方は避けた方がいいです。

自分はOKでも近隣が許さないかもしれないので、特に木造や軽量鉄骨の住宅の場合は、「設置してもいいかどうかの検討が必要」だと思います。

我が家は鉄筋でお隣さんには聞こえないと思いますが、キッチンに近い僕の部屋(リモートワークをしている場合など)ではモーターの音みたいな音が聞こえてきます。

ただ、これはこの機種特有のものではなく、食洗機全般に言えることなので、機器のレビューにはなりませんね。

*********************

購入を検討している方がこのブログを読むと思いますので、その方に参考になるように食洗機の導入の考え方から書きたいと思います。

食洗機の普及率はまだ4割に達していませんので、利用者の方が少ない状況です。

友人知人に「食洗機ってあったほうがいいかな?」と聞いたら、おおよそ以下の通りになると思います。

<持っていない方>
必要ないんじゃない?(いらない)

<使っている方>
必要不可欠な家電でしょう!(いる)

なので、持っていない方が必要かどうかを聞くのは「ムダ」です。(笑)

ということで、購入を前提として話をします。

またここでは、ビルトインの食洗機の可能性のない方を前提としています。

ビルトインの食洗機を導入できる「自宅を購入する可能性のある方、リフォームの予定がある方」は、据え置きのタイプを買わないで、ビルトインの食洗機を使える日まで待ってもいいと思います。

僕がいまのマンションを購入するときは、ビルトインの食洗機がマイナーだったので、据え置きタイプのものを選んでしまいました。

もし、いまの環境だったらビルトインの食洗機も安くなってきているので、ビルトインを選ぶと思います。

食洗機ってデカいので、隠せるようにしたほうがいいです。

ビルトインは経験していないので、据え置きタイプの内容となります。

前置きはこれくらいにして、この食洗機を購入しようかどうかを考えている方は、「スリムタイプかレギュラータイプかの選択を迷っている方」だと思います。

スリムタイプしか設置できない方は、これ一択で迷う必要はありません。

これを購入してください。

「スリムタイプかレギュラータイプかの選択を迷っている方」は、スリムタイプにしてキッチンをスッキリさせるメリットをとることで、いままでレギュラータイプで1回で洗えた量を2回にわけることになるデメリットを受け入れる必要があります。

また、使う回数が多くなるので、劣化というか機器の寿命が早くなる可能性があります。

多く使えば劣化が早くなるということです。
(自動車の走行距離の違いのようなイメージを持っています)

我が家はそれを受け入れてスリムタイプを選びました。

デザインも洗練されていることも購入した理由のひとつです。(いま思うと、このデザイン良さは大きいと思っています。満足度が高いです)

なので、レギュラータイプのサイズで問題なくデザインはあまり気にしないのであれば、レギュラータイプを選んだ方がいいです。

洗える量が格段に違います。

ただ、買い替えるまではレギュラータイプを使っていて、今回スリムタイプに変更して複数回になったことで変わったことがあります。

それは「食器を溜めないで食事後に食洗機を使うようになった」ことです。

レギュラータイプの場合は夜までためて、イッキに入れて食洗機を使っていましたが、いまは、その都度に近いくらい食洗機を使っています。

シンクに食器がたまりません。

これはいいですね。
気分が違います。

その複数回の使用をすることで、なべやフライパンなども食洗機を使って洗うようになりました。

食器を1回で洗いきることで終了として、なべやフライパンを食洗機で洗っていませんでした。

なべやフライパンを食洗機で洗うことに慣れてしまうと、楽すぎて手で洗えなくなりますね。

もちろん食洗器に入らないサイズ(アイテム的にはそれほど多くはない)は手で洗うことになります。(当たり前です。笑)

お箸を入れるカゴを取って入れると大きいモノも入りますよ。

ただ、複数回の食洗機利用で、「コストはかかる」ことになります。

次に、「分岐水栓をつけるか、つけないで手で給水するタイプを購入するか」検討されている方がいると思います。

この商品ですね。

 
賃貸住宅で分岐水栓を付けられない方は、この商品一択です。

賃貸でも現状復帰させれば問題はないので、つけてしまってもいいかもしれません。

「くらしのマーケット」を見ると、7000円~8000円で蛇口の工事をしているので、退去する際には工事を依頼してもいいと思います。

分岐水栓をつける工事は食洗機を購入するときに同時に注文ができるので、外す際には「くらしのマーケット」で依頼すればいいのです。

我が家は分譲なので分岐水栓をつけることは問題はないのですが分岐水栓を取り付けるのは専用工具も必要でめんどうなので、キッチンの水栓蛇口が古くなって交換することになったときに合わせて分岐水栓をつけてもらいました。

当初はTOTOの食洗機で購入時にTOTO用の分岐水栓をつけてもらいましたが、パナソニックに買い替える際にキッチンの蛇口を交換するタイミングだったので、同時に依頼したのです。

「自分で分岐水栓をつけてみようか」と思うかもしれませんが、専用工具の購入が必要だったり、ちょっと古くなっているものだと「なかなか外れない」ので、頼んでしまった方がいいです。

我が家の例でいうと、上記の蛇口交換の際に「蛇口が固着してしまい、なかなか外れない状況」で、プロの業者さんでも「硬くて外れない!」と言いながら、苦労して外していました。

「やらなくてよかった」と、こころの底から思いました。

ウォシュレットの設置を作業レベルを10段階で評価すると2~3くらいですが、この水栓の工事は経年劣化している水栓の場合は7~8くらいの難易度です。

とはいえ、すぐに分岐水栓をつける決断ができない方が多いかと思います。

その場合は、これを買っていいと思います。

 
実は、これ、分岐水栓を取り付けて使うこともできるのです。

思い込みで、「分岐水栓用かタンク式か選択しないといけない」と思うかもしれません。
タンク式の機器でも分岐水栓をつけて使うことができるので、転勤が多い方もこれを購入しておけば間違えはないです。

その際には、別売り品が必要です


ただ、タンクに1回ではない回数の給水が必要となるので、「スイッチオン」で洗い終わりまでなにもしないということではないので、注意が必要です。

これを見てしまうと、やはり分岐水栓をつけた方がいいですね。

商品の価格差が1万円くらいありますので、分岐水栓の脱着の工賃を差し引いても数千円の差程度です。

(説明書をみることをお勧めします)
型番:NP-TSP1

そういえば、Panasonic以外の食洗機が一時期はなくなっていましたが、最近はアイリスオーヤマなどでも販売していますね。

 
 
これらを使ったわけではないですが、「食洗機みたいな毎日使って、またモーターや温水などを使う機械としてはハード状況になる機器は、長く開発(販売)をしている大手メーカーに軍配が上がる可能性が高い」と思っています。

いままで使っていたPanasonicの食洗機は10年経過しても使うことはできましたが(パフォーマンスが落ちてきたのは事実ですが)、さらにその前に購入したTOTOは5年で水漏れしました。(その後TOTOは据え置きの食洗機から撤退)

それらの経験から耐久性の観点で、僕はPanasonicの一択でした。

アイリスオーヤマは、撤退したメーカーの技術者が開発している可能性があるので、耐久性に関して期待してもいいかもしれませんが・・・。
(実績がないので、やはりPanasonicかな)

そうなると、食洗機の選び方は以下になります。

(1)据え置きかビルトインか
(2)(1)で据え置きの場合はPanasonic一択、サイズはスリムかレギュラーか
(3)分岐水栓はつけるかつけないか
(4)レギュラーの場合は機種のグレードをどれにするか

けっこうシンプルですね。

ということで、食洗機についての記事を書きました。
ご参考になれば幸いです。



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