仕事でメールを毎日読んでいるのですが、その中で残念なくらい文章が下手な人を見ることがあります。(僕の文章が下手と思う方は、その僕よりさらに下手ということについて書いていますので、その視点で読んでください)
いちばん目立つのは、「ビジネスのメールなのに話し言葉のようにメールを書く人」です。
次は、「メールの文章は短い方がいい」ということに囚われて「文章が短すぎて何を言っているのかわからない」状況だったり、「読み方次第では二つの相反する内容に読めるような文章」だったりします。
また、文章が下手な人は、同時に文章も読めないことが多いので、「メールだけではわからないから電話してほしい」ということをメールで返信することがあるらしいです。(幸い、僕は経験していませんが、そういうことを聞くことがあります)
コロナでリモートワークが当たり前となり、また、電話のコミュニケーションもほぼ終了しそうな状況で、文章の読み書きができないとなると、かなり厳しい状況となりますね。
そのような状況になってしまう人の原因は、恐らくですが(検証していませんので、僕の感想レベル)、文章のインプット量が少ないのだと思います。
僕自身、文章力が変わったと思ったのは、1年間で300冊くらい本を読んだ年からです。
文章も読めるようになりましたし、文章も書けるようになったと思います。(ビジネスの文章は、このブログの文章とは少々異なった文章を書いています)
「読書しなさい!」と説教するつもりはありませんが、ビジネス文章のトレーニングをするならビジネスに関連する本などでインプットしないと幼稚な文章をビジネスでも気づかずに書いていることになります。
この怖いところは、本人はそれに気づかないことです。
僕は仕事ができる方に、「文章変なところはないですか?」とチェックしてもらっています。(僕より年齢が若い人にもお願いして世代が違う人に違和感がないかの確認をしています)
自分が文章が上手いと思わないようにして、万人にわかりやすい文章を書くように心がけています。(ブログでは「この知識がない人にはわからないと思うけど、ま、いいか」という感じで書くことはあります)