風に誘われて

自然に焦がれつつも体力が付いて行かない今日この頃。

塚原高原で出会った野草たち

2007-04-18 | 家族


塚原高原は湯布院温泉街とは由布岳を挟んだ反対側に位置します。
広々とした草原の気持ちの良い高原です。
個性的なお店とかもありますが、私達は寄り道した事がありません。
寄り道は山野草を見つけた時だけです。笑





塚原高原に出る手前の道から入り込んだ沢のような所に大群落がありました。




コンロンソウ【昆崙草】あぶらな科

この春はあぶらな科に随分惑わされました。
それでも懲りもせずまた登場させてしまいました。
花を探して山道を走るのですから、見過ごす訳にはいきませんよね。笑





ヘラオオバコ【箆大葉子】おおばこ科

道端、牧場、荒地に生育と書かれています。
この株も放牧地の道端で写しました。
妙に葉っぱが印象的だったもので。






そして。。。

エヒメアヤメ【愛媛菖蒲】あやめ科

西日本のごく一部に自生するアヤメの仲間です。
古くから「誰故草(たれゆえそう)」という優雅な名でも呼ばれています。
九重にもあるそうなんですが年々減ってしまっているそうです。






塚原高原にはまだありました。
遠目にはスミレかな?と見間違えるくらいの小ささです。
草丈は10cm程しかありません。
一茎一花のこれも私的には春の妖精のひとつです。



ヒトリシズカ【一人静】せんりょう科



ナガバモミジイチゴ
木いちごですね。今年こそ山で食べてみたいものです。



マムシグサ【蝮草】




可愛いスミレ2種







「お~い!はよせんと行き着かんぞ~~!!」


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6 コメント

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捻挫は (琵琶ひげ)
2007-04-19 08:57:23
もう大丈夫ですか?



良いですね。趣味の合うや方々と山野草を求めて野山を駆け巡るなんて。

羨ましい!



愛媛アヤメの名前に反応してしまいました(苦笑)

可愛くて綺麗な花ですね。絶滅危惧種に指定されてるところもあるようで、盗掘等しないで自然の中で守って貰いたいですね。



いつも沢山の山野草を見せて頂いて有り難うございます。
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誰故草 ()
2007-04-19 10:43:01
塚原高原というのははじめての紹介でしたか。。
ここも自然の野花の宝庫といったところで、あまり華美でなく、優しげな花が多いようですね。
エヒメアヤメの別名、誰故草というのがいいですね。
きっと、素敵な由来があるのだろうと想像しています。
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塚原高原 (タムリン)
2007-04-19 20:53:06
箱庭さん、こんばんは♪
塚原高原にもエヒメアヤメがあるのですね。
秘湯塚原温泉に行ったことがあります。
いろいろな方向から由布岳を観察しないといけませんね(*^_^*)
由布岳で私達も何種類かのスミレを撮影しました。少しずつUPしていきたいと思います。
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琵琶ひげさんへ (箱庭)
2007-04-19 21:17:43
エヒメアヤメは希少種ってこともありますが、その小さい姿に惹かれます。
今年も無くならずに咲いてくれてありがとう!です。

足の方も随分よくなってきました。
大事にしないと山歩きが出来なくなりますもんね。笑

琵琶ひげさんにはすごい桜を一杯見せてもらって大満足しましたよ。
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春さんへ (箱庭)
2007-04-19 21:28:45
「誰故に 乱れそめきし 花なれや」
日本がまだ大陸と陸続きだった頃に根を下ろした花だそうです。
だから今も朝鮮半島にも自生しているそうです。
わたしも誰故草という呼び名、気に入っています。

由布、鶴見岳、その付近の高原は野草の宝庫みたいな所です。
もちろんい~い温泉もあります。笑
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タムリンさんへ (箱庭)
2007-04-19 21:37:30
そうなんです。あったんです。
塚原高原も捨てたものではありません。笑
目的地に向かって一目散ではいけません。でもわき見運転は危ないですね。。。
ちょっとゆっくり走れば、見えるところでも咲いています。

由布岳山麓は楽しい散策が出来る所がいっぱいありますね。

由布岳のスミレ楽しみにしてますね。
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